東明寺|船橋市東中山にある浄土宗寺院

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薬王山東明寺|船橋市東中山にある浄土宗寺院

東明寺の概要

船橋市東中山にある浄土宗寺院の東明寺は、薬王山神将院と号します。東明寺は、弘治3年(1557)誓寧上人が開基となり創建したといいます。

東明寺
東明寺の概要
山号 薬王山
院号 神将院
寺号 東明寺
本尊 阿弥陀如来像
住所 船橋市東中山1-1-8
宗派 浄土宗
葬儀・墓地 -
備考 -



東明寺の縁起

東明寺は、弘治3年(1557)誓寧上人が開基となり創建したといいます。

境内掲示による東明寺の縁起

東明寺の沿革
当山は室町時代の末期弘治三年(一五五七)誓誉上人によって創建された。
本尊阿弥陀如来を始め脇座円光大師(法然上人)並びに薬師如来の尊像を奉安している。特に薬師如来は近村にも珍しい古佛で行基菩薩の御作と伝えられ木版画、並びに「部田薬師如来」と刻した古碑あり部田とはその昔此処の小字であり寺下の水田(現在住宅地)を薬師下とも称した、尚薬師佛、十二神将を安置している故か薬王山神将院と号し霊験あらたかな佛として今日に至っている。(境内掲示より)

「船橋市史」による東明寺の縁起

(二子村)
東明寺
浄土宗。医王山と号する。延宝六年の『二子村田畑水帳』に名が見える。元禄八年の浄土宗寺院の由緒書には「開山超蓮社誓誉上人、弘治三丁巳年」云々とある。しかし、それを証する史料・遺物は知られていない。(「船橋市史」より)

「千葉県浄土宗寺院誌」による東明寺の縁起

当山は後奈良天皇の御字、弘治三年(一五五七)誓寧上人の開基で、本尊阿弥陀如来を初め、脇座円光大師、並びに薬師如来の尊像を奉安している。特に薬師如来は近村にも珍しい古佛で、行基菩薩の御作と伝えられ、木版画並びに部田薬師如来と刻した古碑がある。部田とは、その昔、此処の小字であり寺下の水田を薬師下ともいう。なお、薬師佛、十二神将を安置している故か、山号を薬王山といい、院号を神将院と称す。古くより、里人の信仰を集め、儀式行事を行い教化育成をしている。(「千葉県浄土宗寺院誌」より)


東明寺の周辺図


参考資料

  • 「船橋市史」
  • 「千葉県浄土宗寺院誌」