茶の木神社|中央区日本橋人形町の神社

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茶の木神社|日本橋七福神の布袋尊

茶の木神社の概要

茶の木神社は、下総佐倉の城主大老掘田家の中屋敷にあった守護神として祀られていました。社の周囲にめぐらされた茶の木が見事だったことから社名が名付けられました。屋敷内だけでなく周囲の町方にも永年火災が起こらなかったため、火伏の神と崇められました。昭和60年には布袋尊を遷座して、日本橋七福神の布袋尊としても信仰を集めています。

茶の木神社
茶の木神社の概要
社号 茶の木神社
祭神 倉稲魂大神
相殿 -
境内社 -
住所 中央区日本橋人形町1-12-10
備考 日本橋七福神の布袋尊



茶の木神社の由緒

茶の木神社は、下総佐倉の城主大老掘田家の中屋敷にあった守護神として祀られていました。社の周囲にめぐらされた茶の木が見事だったことから社名が名付けられました。屋敷内だけでなく周囲の町方にも永年火災が起こらなかったため、火伏の神と崇められました。昭和60年には布袋尊を遷座して、日本橋七福神の布袋尊としても信仰を集めています。

境内掲示による茶の木神社の由緒

「お茶ノ木様」と町内の人々に親しまれている茶ノ木神社の御祭神は倉稲魂大神(ウカノミタマノオオカミ)で伏見系の稲荷様である。
昔この土地は徳川時代約3000坪に及ぶ下総佐倉の城主大老掘田家の中屋敷であって、この神社はその守護神として祀られたものである。
社の周囲にめぐらされた土堤芝の上に丸く刈り込まれた茶の木がぐるりと植え込まれ、茶と茶の木の緑が見事であたっと伝えられている。
その中屋敷は勿論のこと周囲の町方にも永年火災が起こらなかったため、いつのころから誰と言うとなく火伏の神と崇められ、堀田家では年1回初午祭の当日だけ開門して一般の参拝を自由にされた由「お茶ノ木様」の愛称で町の評判も相当であったと伝えられている。
また、新たに昭和60年布袋尊を御遷座申し上げて日本橋七福神詣りに加わることになった。
布袋尊は実在した中国唐代の禅僧で、阿弥陀菩薩の化身といわれている。福徳円満の相が喜ばれ、世の清濁を併せ呑む大きな腹をして袋の中にいっぱいの宝物を入れ、人々に福運大願を成就させる和合成就の神様として崇められている。

日本橋七福神めぐりガイドによる茶の木神社の由緒

神社の周囲に巡らされた茶の木の緑が見事でこの名がついたと伝えられています。又佐倉城主の屋敷内はもとより町方にも火災がなかったので火伏の神といわれています。布袋尊は福徳円満の神として信仰されています。


茶の木神社の周辺図