喜多向観音|葛飾区立石の名所旧跡

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喜多向観音|葛飾区立石の名所旧跡

喜多向観音の概要

喜多向観音は、奥戸街道を立石から奥戸方面に向かい、本奥戸橋手前右手にあります。喜多向観音は、妙本尼が金龍山浅草寺を深く信仰して千日詣を行い、満願叶い寛保元年(1741)に建立したといいます。

喜多向観音
喜多向観音
名所旧跡名 喜多向観音
みどころ -
入場時間 -
入場料 -
住所 葛飾区東立石4-45
備考 -



喜多向観音の由来

喜多向観音は、妙本尼が金龍山浅草寺を深く信仰して千日詣を行い、満願叶い寛保元年(1741)に建立したといいます。

今から266年前ころ寛保元年1741年、徳川8代将軍、吉宗候時代鷹狩りにお出になる将軍家の御膳所寺、南蔵院と言う真言宗の寺、<<妙本>>という尼さん、金龍山浅草寺を深く信仰して千日詣の大願を起こせり、愈々念願の日、枕頭に金色燦燦と輝ける観世音菩薩のお姿が現れ、汝の願い正に叶う可し、喜び多く向わんと、謂うや何処ともなく姿を消してしまった。
そのお礼にと、建てたのがこの喜多向観音でございます。
世の為め人の為喜び多く向かい給えと喜多向観音にお参り信仰する者には必ず一つは叶うと言い伝え、今日に至るまで参詣する人絶えることなく諸々の苦悩を救う観世音、喜び多く我に迎えむ、ご利益を頂戴する者数限りなし、霊験殊に現たかなり、賽人謂集して盛況を極む、
千日の願へは叶う観世音、喜び多く我に迎へよ
平成19年9月 喜多向観音講世話人

喜多向観音の周辺図