渋江山西光寺|葛西清重の草庵、南葛八十八ヶ所
西光寺の概要
真言宗豊山派寺院の西光寺は、渋江山清重院と号します。西光房善慶(葛西清重)の草庵として元仁元年(1224)創建、慶長18年(1613)浄土真宗より真言宗に宗旨を改めたと伝えられます。南葛八十八ヶ所霊場36番札所です。
山号 | 渋江山 |
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院号 | 清重院 |
寺号 | 西光寺 |
住所 | 葛飾区宝町2-1-1 |
本尊 | 阿弥陀如来立像 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | 南葛八十八ヶ所霊場36番札所、八幡神社のもと別当寺 |
西光寺の縁起
西光寺は、西光房善慶(葛西清重)の草庵として元仁元年(1224)創建、慶長18年(1613)浄土真宗より真言宗に宗旨を改めたと伝えられます。
葛飾区寺院調査報告による西光寺の縁起
寺伝によると、元仁元年(1224)西光房善慶(葛西清重)の草庵にはじまり、のち浄土真宗の一寺となって西光寺と名づけた。慶長18年(1613)再興のとき真言宗に転じたが、東金町光増寺とともに親鸞聖人ゆかりの地として、さまざまな伝説がある。境内にあった周囲4メートルの親鸞聖人袈裟かけの松は、聖人がわが弘法とともに千有余年の間繁茂せよといわれたと伝え、根元にその由来を記した碑がある。天明6年(1786)の大風雨のために倒れ、天保年間に植え継いだ樹も枯れ、現在の樹は三代目にあたるという。また境内に天保12年地元の人々の建てた<丹頂塚>がある。将軍放鷹のとき死んだツルの供養のためにできたものである。(葛飾区教育委員会 葛飾区寺院調査報告より)
新編武蔵風土記稿による西光寺の縁起
西光寺
新義真言宗、青戸村宝持院末、八幡山無量院と号す。本尊弥陀。(新編武蔵風土記稿より)
西光寺の周辺図