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繁栄稲荷神社|江東区木場の神社

繁栄稲荷神社の概要

繁栄稲荷神社は、江東区木場にある稲荷神社です。繁栄稲荷神社は、大丸百貨店の業祖下村彦右衛門正啓が、宝暦7年(1757)貯木場を備うる別墅を営んでいた当地に勧請、創建したといいます。江戸時代には、側の橋が繁栄橋と呼ばれるほど賑わいましたが、明治末年に大丸江戸店・木場別墅の閉鎖に伴い神社も閉鎖、社殿は根津嘉一郎氏の青山邸に引き取られました。昭和35年に、根津家より社殿を譲り受け、江戸時代より繁栄稲荷神社のあった当地に旧名を以て再建したといいます。

繁栄稲荷神社
繁栄稲荷神社の概要
社号 繁栄稲荷神社
祭神 宇迦之御魂大神、佐田彦大神、大宮能売大神
相殿 -
境内社 -
祭日 -
住所 江東区木場2-18-11大丸コアビル敷地内
備考 -



繁栄稲荷神社の由緒

繁栄稲荷神社は、大丸百貨店の業祖下村彦右衛門正啓が、宝暦7年(1757)貯木場を備うる別墅を営んでいた当地に勧請、創建したといいます。江戸時代には、側の橋が繁栄橋と呼ばれるほど賑わいましたが、明治末年に大丸江戸店・木場別墅の閉鎖に伴い神社も閉鎖、社殿は根津嘉一郎氏の青山邸に引き取られました。昭和35年に、根津家より社殿を譲り受け、江戸時代より繁栄稲荷神社のあった当地に旧名を以て再建したといいます。

境内掲示による繁栄稲荷神社の由緒

当繁栄稲荷神社の祭神は京都府椎稲荷大社の御分霊にましまし乃ち宇迦之御魂大神、佐田彦大神、大宮能売大神の三御柱であります。古来五穀豊穣、商売繁昌、芸能上達の神として世の尊崇大仰をあつめております。
当神社の起源は今を距ること240年前、宝暦7年この木場の地に創始されたのにはじまります。大丸の業祖下村彦右衛門正啓は享保2年伏見に創業し、寛保3年日本橋大伝馬町に江戸店を設けましたが越えて宝暦7年深川木場4丁目即ち現在の繁栄橋々畔に、貯木場を備うる別墅を営み、その一廓に社殿を造り伏見稲荷大社の御分霊を祀り繁栄稲荷と称したのであります。
祭神の霊験あらたかで地元木場はもとより江戸一円の信仰をあつめ、3月12、13日の例祭には門前市がたつの大賑わいでその側の堀に架せられた橋もいつしか繁栄橋とよばれて今に伝わっているのであります。
明治末年大丸東京店(昔の江戸店)を閉じ木場の別墅も廃したとき社殿は先代根津嘉一郎氏の青山邸に移り同家の嘉栄稲荷の社殿となり、関東大震災、第二次世界大戦の空襲にもその災禍から免れ200年前のお姿そのままで残ってまいりました。
昨昭和35年5月たまたまその社殿が繁栄稲荷のものであったことがわかり、根津家の御厚意で大丸へ御返譲していただくことになり、旧地に接したこの地に境域を卜して、昔ながらのお姿を以て本殿、玉垣その他を移築し、あらたに伏見稲荷大社の御分霊を勧請してお祀りすることになったのであります。
由緒の数々を思い御神徳のいやちこなるに今さら心うたるる次第であります。
昭和36年10月吉日(境内掲示より)


繁栄稲荷神社所蔵の文化財

  • 石造鳥居(下村店中奉納)(江東区登録文化財)
  • 石造燈籠(寛政6年在銘)一対(江東区登録文化財)
  • 石造燈籠(燈籠講奉納)一対(江東区登録文化財)
  • 石造燈籠(明治28年在銘)一対(江東区登録文化財)
  • 木造随神倚像二躯(江東区登録文化財)
  • 石造狛犬一対(江東区登録文化財)
  • 銅造天水桶(銅屋元次郎作)一対(江東区登録文化財)
  • 木造燈明台(文化15年在銘)一対(江東区登録文化財)
  • 木造三宝(寛政7年在銘)(江東区登録文化財)
  • 扁額嘉永7年在銘(江東区登録文化財)
  • 燈籠(残欠)明治29年在銘一対(江東区登録文化財)

繁栄稲荷神社の周辺図


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