安楽寺。川越市今成にある天台宗寺院

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安楽寺。関東九十一薬師霊場

安楽寺の概要

天台宗寺院の安楽寺は、金縄山と号します。安楽寺の創建年代等は不詳ながら、当寺の薬師如来像は行基菩薩の霊験あらたかで、関東九十一薬師霊場30番となっているといいます。

安楽寺
安楽寺の概要
山号 金縄山
院号 -
寺号 安楽寺
住所 川越市今成3-18-6
宗派 天台宗
本尊 釈迦牟尼如来像
葬儀・墓地 -
備考 -



安楽寺の縁起

安楽寺の創建年代等は不詳ながら、当寺の薬師如来像は行基菩薩の霊験あらたかで、関東九十一薬師霊場30番となっているといいます。

新編武蔵風土記稿による安楽寺の縁起

(今成村)安楽寺
金縄山廣巌院と號す、天台宗、仙波中院門徒なり、本尊釋迦を安ず。
薬師堂。薬師は坐像にして長七寸許、行基菩薩の作なりと云、又別に一軀あり、秘佛なりとて二重の厨子に安じて扉を開事無、土人云是鎮守熊野社の本地佛ならんといへり。
辨天社。天女の左右に、十五童子及び毘沙門・大黒等の像を安ず。(新編武蔵風土記稿より)

境内掲示による安楽寺の縁起

天台宗安楽寺薬師如来縁起
ある時行基菩薩諸国を遊行の折、赤間川のほとりに白藤の黄金に輝けるを見、霊験を感じ安楽行という修法を修し、一刀三礼して薬師如来を彫刻したという
縄状の藤、黄金に輝けるにより金縄山という、又安楽行を修し彫刻されたのに安楽寺という。(境内掲示より)


安楽寺の周辺図