月光山春慶院｜本町伊勢屋太兵衛夫婦が開基
春慶院の概要
浄土宗寺院の春慶院は、月光山覚道寺と号します。春慶院は、円蓮社団誉評林和尚（寛文11年1671年寂）が開山、霊巌寺檀那の本町伊勢屋太兵衛夫婦が開基となり創建したといいます。
| 山号 | 月光山 |
|---|---|
| 院号 | 春慶院 |
| 寺号 | 覚道寺 |
| 住所 | 台東区東浅草２－１４－１ |
| 宗派 | 浄土宗 |
| 葬儀・墓地 | - |
| 備考 | - |
春慶院山門
春慶院本堂
菩薩地蔵とすこやか地蔵春慶院の縁起
春慶院は、円蓮社団誉評林和尚（寛文11年1671年寂）が開山、霊巌寺檀那の本町伊勢屋太兵衛夫婦が開基となり創建したといいます。
御府内寺社備考による春慶院の縁起
深川霊巌寺末 浅草山谷町
月光山覚道寺春慶院、境内御年貢地372坪持添御年貢地300坪
建立者寛永5年7月15日、源寿院与開基仕候処、本寺霊巌寺檀那本町伊勢屋太兵衛与申者娘死去仕候節、本寺開山雄誉上人焼香ニ御座候。右娘法名を以寺号ニ被成下候へは寺建立可仕候由。依之貧寺故右之段本寺へ相達し春慶院与院号替申候。此段新寺古跡御僉議之砌、右之通り御奉行所御帳面戴置申候。春慶院死去は正保5年正月9日、尤持添御年貢地之儀も其頃ニ御座候。
開山者円蓮社団誉評林和尚、寛文11年11月28日遷化。
開基檀方本町太兵衛夫婦、法名者長誉久悦信士、寛文12年正月17日、教誉貞円信女、延宝5年正月23日死去仕候。
本堂、本尊阿弥陀如来坐像。愛染明王、右愛染堂御座候処、大破ニ付当時本堂安置仕置候。以上甲乙書上。（御府内寺社備考より）
春慶院所蔵の文化財
- 高尾太夫墓（台東区有形民俗文化財）
春慶院の周辺図