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瑞泉寺|台東区今戸にある浄土宗寺院

瑞泉寺の概要

浄土宗寺院の瑞泉寺は、頭栄山日晃院と号します。瑞泉寺の創建年代等は不詳ながら、清蓮社浄誉上人知悦和尚(寛文7年1667年寂)が開山したといいます。

瑞泉寺
瑞泉寺の概要
山号 頭栄山
院号 日晃院
寺号 瑞泉寺
住所 台東区今戸2-17-3
宗派 浄土宗
葬儀・墓地 -
備考 -





瑞泉寺の縁起

瑞泉寺の創建年代等は不詳ながら、清蓮社浄誉上人知悦和尚(寛文7年1667年寂)が開山したといいます。

御府内寺社備考による瑞泉寺の縁起

増上寺末 浅草新鳥越町
頭栄山日晃院瑞泉寺 境内年貢地千百三十一坪
起立不詳。
開山清蓮社浄誉上人知悦和尚、寛文七未年三月九日寂。
本堂。本尊阿弥陀如来、慈覚大師作立像。二菩薩、新作。
地蔵堂、三面地蔵尊。
縁起
抑当寺三面五智の地蔵菩薩ハ伝教大師の御作にして三国無双の霊像也。其由来を尋奉るに、桓武天皇の御宇延暦年中に大師比叡山を開かせ給ひて、一念三千の修行に御心をつくさせ給ふ折から、忽然としてあやしき僧壱人たゝせ姶ふ。大師御覧して何人にて渡らせ給ふと問せ給へハ、我ハ是六道の能化地蔵大士なり。汝此山にて仏法をひろむることを歓ひて、ともに化益を助んために示現せりと宣ふ。大師心中に地蔵菩薩の誓ひ広しといへとも如来の本願にハおとり給はん、わか山の守護ハいかゝと思ひ給ふ。時に菩薩の御面想左右へ開き、中より光明かくやくとして五智の如来の御面顕はれさせたまふ。よって大師歓喜の涙を流し三度敬礼し姶ひて、仏法守護のしるしなれハ則其御形を末世の衆生にとゝめ奉らんと心中にうかへさせ給ひしかハ、菩薩ハ金色の光を放って西の空に飛さらせ給ふ。大師時日をうつさす御形をあらゝ木にて一刀三礼に御長二尺九寸二分に彫刻し給ひて、永く叡壑守護の尊像と仰き奉る。其後山上の諸堂炎焼の時いつくともなく飛さり姶ふ。院主ふかく嘆きて安かしこと尋侍りしに、伊豆の国南禅寺にて拝ミ奉りけれハ、たゝちに叡山に守り奉らんとしけるに、此山にとゝまり給はん瑞現あらたなれハカ及はす、なを叡山にも利益解らせ給ふなと念願し奉りて院主ハむなしく帰にけり。夫よりかの寺に永く利益をかゝやかし給。時至りけるにや寛文九年の春当国本所廻向院にてはしめて開帳ありて貴賎に拝まれ給ふ。此尊もとより五濁の衆生にましはり利益を施し給ふ御願なれはにや。又此地にとゞまり給はんと霊夢を蒙るもの多き中に、深縁やおはしましけん、新吉原猩々屋勘三郎といへる者の家に安置し奉りき。年比奇瑞のことゝもさまくなり。或夜光明を放ち給ふと見えつるか尊像うせさせ給。勘三郎ふかく是をしたひ奉り御跡を求けるに、則此山谷の土手に立せ給ふ。よろこひ守り奉りて帰りけるに、同友浄念浄林此事を聞、感涙胆に命し尊像を拝して後勘三郎にむかひ、かゝる尊き霊像を俗家に安置し奉る事其恐れなきにしもあらす。またく飛去給ふも仏意はかりかたし。はやく精舎にうつし奉りてんやとしきりに申けれハ、勘三郎も同し心にて、やかて檀縁あるを幸に瑞泉寺へ納奉りぬ。夫より此かた、或ハ難産の床に臨て露命あやうき者も尊像に祈願して母子ともに安穏を得、又療病にて甚苦も此尊像の功徳によって忽平愈のしるしを得たり。如此の利益日々に当寺に告来る事かそふるにいとまなし。悉くハ霊験記にしるし侍りぬ。実に地蔵菩薩ハ釈尊の附属を受て、未来際を尽すまて末世の衆生の苦にかはらんと誓ひ給へは、一度此尊像を拝する輩ハ現世におゐてハもろもろの厄難をまぬかれ諸願を成就し、後生ハ浄土に生れん事疑ふへけんや。いはんや生身の如来を直にうつし奉る事ハ、天竺には干闐国の釈尊また月蓋長者か三尊なり。吾朝にては此地蔵菩薩にてましますなり。如此日本に類ひなき一体の霊像なりといへとも世の人足をしらさる事を嘆きて今略して其大概をしるす而己。
以上乙酉書上(御府内寺社備考より)

瑞泉寺の周辺図


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