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長久院|台東区谷中にある真言宗豊山派寺院

長久院の概要

真言宗豊山派寺院の長久院は、瑠璃光山薬師寺と号します。長久院は、慶長16年(1611)2月宥意が神田北寺町に開山、慶安11年(1658)当地へ移転したといいます。もと本所弥勒寺末、御府内八十八ヶ所霊場55番札所です。

長久院
長久院の概要
山号 瑠璃光山
院号 長久院
寺号 薬師寺
住所 台東区谷中6-2-16
宗派 真言宗豊山派
葬儀・墓地 -
備考 御府内八十八ヶ所霊場55番札所


※御朱印画像はいけみずさんよりの寄贈


長久院の縁起

長久院は、慶長16年(1611)2月宥意が神田北寺町に開山、慶安11年(1658)当地へ移転したといいます。

本所弥勒寺末 谷中不唱小名
瑠璃光山薬師寺長久院 境内拝領地900坪。
慶長16年2月、神田北町ニ而寺地拝領仕。其後慶安元年、右地所御用地ニ相成、同年11月21日当所ニ而代地拝領仕候。
開山宥意、寛永4年正月3日寂。
本堂、本尊金剛、大日如来像、弘法大師、興教大師、不動尊、愛染明王、薬師如来、歓喜天三躰、地蔵尊。
宝篋印塔。
閻魔法王石像、台石共6尺。稲荷社(御府内寺社備考より)


長久院所蔵の文化財

  • 六十六部造立石造閻魔王坐像及び両脇侍像(台東区登載文化財)

六十六部造立石造閻魔王坐像及び両脇侍像

この石仏は、中央に閻魔王像、右左にそれぞれ司命、司録像を配しています。閻魔王は死者の生前の行いに応じて死後の行き先を決めるという冥界の王で、司命は閻魔王の判決を言渡し、司録は判決内容を記録する従者であるとされています。
台座に刻まれた銘文によると、この三躰は六十六部聖(六部聖ともいう)の光誉円心という人物が享保11年(1726)に造立したものです。六十六部聖とは「法華経」を六十六部書写し、全国六十六箇所の霊場に一部ずつ奉納した聖のことをいいます。江戸時代になると経典の奉納の他に、石塔・石仏を各地に造立するようになりました。経典の書写や石塔・石仏の造立を重ねることは、生前の罪障を滅し、死後の往生に近づくこととされたためです。
都内に現存する六十六部聖が造立した石仏を調べてみると、地蔵菩薩像が圧倒的に多く、閻魔王像は極めて稀であることが分かります。本像は六部聖が江戸時代の谷中でも活動していたことを裏付けるとともに、希少な石仏として貴重な文化財の一つです。
この六十六部造立石造閻魔王坐像及び両脇侍像は平成9年に台東区有形文化財に登載されました。(台東区教育委員会掲示より)


長久院の周辺図


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