興福山永久寺|台東区谷中にある曹洞宗寺院
永久寺の概要
曹洞宗寺院の永久寺は、興福山と号します。永久寺は、谷中玉林寺中興開山の風室興春和尚(慶安3年1650年遷化)が隠居寺として創建したといいます。
山号 | 興福山 |
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院号 | - |
寺号 | 永久寺 |
住所 | 台東区谷中4-2-37 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
永久寺の縁起
永久寺は、谷中玉林寺中興開山の風室興春和尚(慶安3年1650年遷化)が隠居寺として創建したといいます。
「下谷區史」による永久寺の縁起
永久寺(谷中上三崎南町三三番地)
谷中玉林寺末、興福山と號す。本尊虚空蔵菩薩。元和五年四月創立、開山は玉林寺中興の僧洪春であつて、當寺はもと洪春の隠寮であつたといふ。中興を喝禅といひ、安永五年六月二十四日寂した。寺内に明治初期の戯作者假名魯文の墓がある。(「下谷區史」より)
御府内寺社備考による永久寺の縁起
谷中玉林寺末 谷中不唱小名
興福山永久寺 境内玉林寺量之内借地312坪。
開山風室興春和尚、本山中興開山ニテ当寺ヘ隠居建立。慶安3年8月2日遷化。
中興開山門宗鳴禅和尚、安永5年6月24日遷化。
本堂間口6間奥行4間、本尊釈迦如来、脇立、文殊普賢座像丈3寸8分。
位牌堂、土蔵造。豆薬師。以上丙戊書上。(御府内寺社備考より)
永久寺の周辺図
参考資料
- 御府内寺社備考
- 「下谷區史」