柏木神社|青梅市成木の神社

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柏木神社|応永2年熊野社と称して創建

柏木神社の概要

柏木神社は、青梅市成木にある神社です。柏木神社は、応永2年(1395)熊野社と称して創建、天保年間(1830-1844)には木崎六右衛門が、宝剣、宝鏡および式内社明板、式内幣楯を安置したといい、明治維新の際に柏木神社と改称したといいます。

柏木神社
柏木神社の概要
社号 柏木神社
祭神 伊弉冊神、速玉之男神、事解之男神
相殿 -
境外社 -
住所 青梅市成木5-1452
祭日 9月9日
備考 -



柏木神社の由緒

柏木神社は、応永2年(1395)熊野社と称して創建、天保年間(1830-1844)には木崎六右衛門が、宝剣、宝鏡および式内社明板、式内幣楯を安置したといい、明治維新の際に柏木神社と改称したといいます。

新編武蔵風土記稿による柏木神社の由緒

(上成木村)熊野社
除地、三畝二十二歩、小名久道山の中央にあり、小祠、例祭九月九日。村民の持、下分にあり。(新編武蔵風土記稿より)

東京都神社名鑑による柏木神社の由緒

江戸時代は熊野社と称した。天保年間(一八三〇-四四)村民木崎六右衛門が、伊勢山田の御師三日市太夫次郎について、宝剣、宝鏡および式内社明板、式内幣楯を安置したが、明治に大火があり焼失した。(東京都神社名鑑より)

「青梅市史」による柏木神社の由緒

該当記載なし(「青梅市史」より)

「西多摩郡村誌」による柏木神社の由緒

(上成木村下分村誌)柏木神社
雑社。社地縦十二間、横十間、面積百二十坪。元標ヨリ酉ノ方、字久道千四百五十二番、官有地ニアリ。伊弉冉命、速玉之男命、事斛男命ヲ祭ル。元熊野権現ト稱ス。明治維新ノ際社號改替ス。應永二亥年九月勧請スル所ニテ、例祭九月九日ナリ。
社殿 壹間壹尺五寸ニ壹尺二寸。
覆舎 方六尺、杉皮葺、辰巳向ナリ。(「西多摩郡村誌」より)


柏木神社の周辺図


参考資料

  • 新編武蔵風土記稿
  • 東京都神社名鑑
  • 青梅市史
  • 西多摩郡村誌