驚神社|横浜市青葉区新石川の神社

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驚神社|武蔵國石川牧の総鎮守、馬と敬を一文字にした社号

驚神社の概要

驚神社は、横浜市青葉区新石川にある神社です。驚神社の創建年代等は不詳ながら、武蔵國石川牧の総鎮守だったといい、江戸期には石川村の鎮守社だったといいます。明治6年村社に列格、社号は「馬を敬」を一文字にしたものといいます。

驚神社
驚神社の概要
社号 驚神社
祭神 素盞鳴尊
相殿 -
境内社 -
住所 横浜市青葉区新石川1-24-9
祭日 例大祭10月10日
備考 旧村社



驚神社の由緒

驚神社の創建年代等は不詳ながら、武蔵國石川牧の総鎮守だったといい、江戸期には石川村の鎮守社だったといいます。明治6年村社に列格、社号は「馬を敬」を一文字にしたものといいます。

新編武蔵風土記稿による驚神社の由緒

(石川村)鷺明神社
除地、三段三畝十歩、村の東にあり、本社は二間に二間半、拝殿五間に二間南に向ふ、前に鳥居を立、石階三十六級、當村の鎮守にして、例祭は九月十二日、村民の持なり、以下六社も村持。
末社稲荷社。本社に向て右にあり。(新編武蔵風土記稿より)

「神奈川県神社誌」による驚神社の由緒

創建の年代未詳であるが、往古より石川牧の総鎮守なりと伝えられる。(「神奈川県神社誌」より)

境内掲示による驚神社の由緒

創立年代詳かならざるも、往古より延喜式所載の武蔵國石川牧の総鎮守なりしと云ふ。其の当時石川牧の地域は頗る広汎にして旧都筑郡内は旧山内村石川・同荏田・・旧中川村大棚・同茅ヶ崎・同中里村黒須田・同大場・同鐡・同麻生・同鴨志田・同早野・同王禅寺・橘樹郡内は旧向丘村菅生・宮前村土橋・同有馬・同馬絹・同野川・同梶ヶ谷等の大字に亘れるものの如し。依て昭和十四年横浜市に合併当時まで、此の石川に秣場と称する馬料共有地五十餘町歩を遣せる。又社前は旧鎌倉街道に当り源頼朝の臣畠山重忠篤く崇敬せりと云へり。明治六年十二月村社に列し、昭和十年五月二十七日拝殿を再築し、全く社殿の面目を一新し、昭和十二年十月六日神饌幣帛料供進神社に列す。昭和五十七年拝殿屋根を銅板葺に改修、当神社の名称は右の如く馬を大切にする意から馬を敬う即ち「驚」がついたものと云ふ。(境内掲示より)


驚神社の由緒

  • 牛込獅子舞(横浜市指定無形民俗文化財)

驚神社の周辺図


参考資料

  • 新編武蔵風土記稿
  • 神奈川県神社誌

参考資料

  • 新編武蔵風土記稿