三柱神社|横浜市泉区上飯田町の神社

猫の足あとによる横浜市寺社案内

三柱神社|神明神社・日枝神社・天満宮の三社

三柱神社の概要

三柱神社は、横浜市泉区上飯田町にある神社です。三柱神社は、上飯田下組にあった神明神社(別名稲荷社、字満下385)、日枝神社(宇島廻り188)、天満宮(字天神山1118)の三社を大正元年当地に寄宮、三柱神社としたといいます。

三柱神社
三柱神社の概要
社号 三柱神社
祭神 豊受姫命、大山咋命、菅原道真
相殿 -
境内社 -
住所 横浜市泉区上飯田町840
祭日 例大祭9月17日
備考 -



三柱神社の由緒

三柱神社は、上飯田下組にあった神明神社(別名稲荷社、字満下385)、日枝神社(宇島廻り188)、天満宮(字天神山1118)の三社を大正元年当地に寄宮、三柱神社としたといいます。

境内掲示による三柱神社の由緒

祭神は日枝神社(別名山王様)大山咋命、神明社(別名稲荷様)豊受気姫命、天満宮(天神様)菅原道真が祀られております。当社は上飯田下組といわれた地域内に古くから祀られていた三つの神社を大正元年十二月に寄宮して、三柱神社としたのが初めである(中和田郷土誌より)
山王様。現在の宮崎政雄氏の上の山(字島辺り一八八番地)にあり祀られてありました。現在は宮崎一門の稲荷大明神が祀られております。
稲荷様。現在の永井稔氏宅、持田一族のお墓の中間(字溝下三八五番地)に祀られておりました。当時は大きな赤松があったと伝えられ今でも稲荷坂とよばれております。
天神様。中野為雄氏、三橋とし氏宅前の細い道を登った一段高くなった所(字天神山一一一八番地)に祀られておりました。
大正元年からこれら三神を持田初次郎、宮崎芳松、中野林之助、野渡儀兵衛、麻生喜作、持田寿作、持田元治、の各氏が部落統一のため現在の境内に寄営し、次のような文面を後世に伝へている。
当部落統一上、集会所設置の議熟し、敷地の撰定に苦しめり。地主の利益を捨て便益に資せんとして土地を譲与されたり。その徳を頌し併せて一般寄付を記して記念とする。
畑。一反四畝二十九歩、約一六二二七平方メートル、持田寿作
畑。四畝四歩、約四〇九二平方メートル、中野林之助
現在の参道は昭和三十一年、拝殿奥の院は昭和四十四年十月氏子の寄付によって再建したものです。(境内掲示より)

神奈川県神社誌による三柱神社の由緒

当社は上飯田下組地域内に往古から祀られていた三つの社を、大正元年十二月に現在地に寄宮して、三柱神社としたのが始めである。即ち、字満下三八五鎮座の神明神社(別名稲荷社)、宇島廻り一八八鎮座の日枝神社、字天神山一一一八鎮座の天満宮の三社で、それぞれ鎮守として住民の崇敬を集めていたものであるが、各社の創祀年代については不詳である。昭和四十四年氏子の浄財により現社殿を再興した。
境内の神楽殿は昔から地域の公民館的性格を持ち、「集会所」の名称で住民に親しまれ、神社が町会自治活動の中心となっている。(神奈川県神社誌より)


三柱神社の周辺図


参考資料

  • 新編相模国風土記稿