寺谷熊野神社|横浜市鶴見区寺谷の神社

猫の足あとによる横浜市寺社案内

寺谷熊野神社|弘誓寺の僧が当地を開拓、熊野権現の御分霊を奉祀

寺谷熊野神社の概要

寺谷熊野神社は、横浜市鶴見区寺谷にある神社です。寺谷熊野神社の創建年代は不詳ながら、弘誓寺の僧が当地を開拓、紀伊国熊野権現の御分霊を奉祀し延宝年間(1673-1681)に創建したといいます。

寺谷熊野神社
寺谷熊野神社の概要
社号 熊野神社
祭神 国常立尊、伊邪奈岐命、伊邪奈美命
相殿 -
境内社 -
住所 横浜市鶴見区寺谷1-21-7
祭日 -
備考 旧村社



寺谷熊野神社の由緒

寺谷熊野神社の創建年代は不詳ながら、弘誓寺の僧が当地を開拓、紀伊国熊野権現の御分霊を奉祀し延宝年間(1673-1681)に創建したといいます。

新編武蔵風土記稿による寺谷熊野神社の由緒

(東寺尾村)熊野社
字二本木臺にあり、幣束を神體とす勧請の年代詳ならず、社地は丘の中腹にて松樹をひ茂れり、ここより石階二十五級を下りて石の燈籠あり、其邊に又石鳥居をたつ。
別當弘誓寺
社地の下に居れり、新義真言宗にて神奈川宿金蔵院末、慈悲山と號す、客殿六間に五間東向、本尊観音行基の作と云傳ふれども、秘佛なりとて其長を計ることを許さず、開山も詳ならず。
天神社。客殿に向て南にあり。(新編武蔵風土記稿より)

神奈川県神社誌による寺谷熊野神社の由緒

熊野神社
延宝年間の創建と伝える。別当弘誓寺の僧が紀伊国熊野権現の御分霊を奉祀し、この土地を開墾したので、字を寺の谷と唱し、熊野社及び弘誓寺を創立し、天下泰平国家安穏の祈願所としたものである。明治初年弘誓寺は廃寺となった。創立を伝える延宝の棟札を現存する。(神奈川県神社誌より)


寺谷熊野神社の周辺図


参考資料

  • 新編武蔵風土記稿