福聚院。横浜市都筑区池辺町にある高野山真言宗寺院

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高貴山福聚院。武相不動尊霊場

福聚院の概要

高野山真言宗寺院の福聚院は、高貴山正覺寺と号します。福聚院の創建年代等は不詳ながら、かつては修験で、継印(弘治元年1555寂)が天文23年(1554)に中興・真言宗寺院として開山したといいます。武相不動尊霊場10番です。

福聚院
福聚院の概要
山号 高貴山
院号 福聚院
寺号 正覺寺
本尊 不動明王像
住所 横浜市都筑区池辺町2296
宗派 高野山真言宗
葬儀・墓地 -
備考 -



福聚院の縁起

福聚院の創建年代等は不詳ながら、かつては修験で、継印(弘治元年1555寂)が天文23年(1554)に中興・真言宗寺院として開山したといいます。

新編武蔵風土記稿による福聚院の縁起

(池邊村)福聚院
除地、二段五畝、村の中央より少く西にあり、古義真言宗、橘樹郡鳥山村三會寺末、高貴山正覺寺と號す、客殿七間半に六間南向なり、本尊不動坐像一尺餘、運慶の作と云、古への開山は傳へざれど、其頃は修験にて中興を継印と云しものなり、弘治元年正月二十五日寂し、境内に古碑四基あり、其内一は永享の年號見ゆ、三基は摩滅して見えず。
鐘樓。門を入て右にあり、一間半四方、鐘は寛延元年に鋳改めしと云。
大日堂。門を入て左にあり、三間半四方、木の坐像長一尺五寸なり、近き頃別に子安地蔵を安ず、恵心の作にして木の立像長六寸ばかりなり。
辨天祠。門を入て左りにあり。
稲荷祠。本堂の西にあり。(新編武蔵風土記稿より)


福聚院の周辺図

参考資料

  • 新編武蔵風土記稿