鉄神社|旧称青木明神杉山明神合社、上・中・下鉄村三ヶ村の総鎮守
鉄神社の概要
鉄神社は、横浜市青葉区鉄町にある神社です。鉄神社の創建年代等は不詳ながら、天文年間(1532-1555)の勧請と伝えられ、青木明神杉山明神合社と称し、上・中・下鉄村三ヶ村の総鎮守社だったといいます。昭和4年神饌幣帛料供進社に指定されています。
社号 | 鉄神社 |
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祭神 | 伊弉諾尊、五十猛命 |
相殿 | - |
境内社 | 瘡守稲荷、山倉山大六天王尊 |
住所 | 横浜市青葉区鉄町296 |
祭日 | 例大祭十月吉日(第一日曜日) |
備考 | - |
鉄神社の由緒
鉄神社の創建年代等は不詳ながら、天文年間(1532-1555)の勧請と伝えられ、青木明神杉山明神合社と称し、上・中・下鉄村三ヶ村の総鎮守社だったといいます。昭和4年神饌幣帛料供進社に指定されています。
新編武蔵風土記稿による鉄神社の由緒
(上鐡村)
第六天社
除地、一畝、村の中央にあり、村民の持、
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神明社
除地、二畝、村の巽の方にあり、村持、
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(中鐡村)
青木明神杉山明神合社
除地、三段許、鐡三村の鎮守にして、村の乾の方にあり、覆屋五間に二間半南に向ふ、社前に鳥居を立、例祭年々九月十九日なり、
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八幡社
字嶋根にあり、古は社地も除あれど、今その處を失へり、此邊をすべて宮田をいへり、(新編武蔵風土記稿より)
「神奈川県神社誌」による鉄神社の由緒
天文年中勧請と伝えられる。旧社名青木明神、杉山明神合神と称していたことが新編武蔵風土記稿に見えている。旧本殿は二殿であったが、昭和四年三月七日改築、本殿一殿とし、相殿に祀る。同四年五月二十四日神饌幣帛料供進社に指定された。同四十七年現在の社殿を新築、遷座、爾来鉄町上中下の総鎮守として篤く崇敬されている。(「神奈川県神社誌」より)
鉄神社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 神奈川県神社誌
参考資料
- 新編武蔵風土記稿