寺家熊野神社|大正10年神饌幣帛料供進社に指定
寺家熊野神社の概要
寺家熊野神社は、横浜市青葉区寺家町にある神社です。寺家熊野神社の創建年代等は不詳ながら、往古より祀られてきたといいます。明治43年に山王社、金比羅社、伊勢神社、神明神社を合祀、大正10年神饌幣帛料供進社に指定されています。
社号 | 熊野神社 |
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祭神 | 伊弉諾尊、伊弉冊尊、大日孁尊 |
相殿 | - |
境内社 | - |
住所 | 横浜市青葉区寺家町880 |
祭日 | 例大祭9月17日 |
備考 | - |
寺家熊野神社の由緒
寺家熊野神社の創建年代等は不詳ながら、往古より祀られてきたといいます。明治43年に山王社、金比羅社、伊勢神社、神明神社を合祀、大正10年神饌幣帛料供進社に指定されています。
新編武蔵風土記稿による寺家熊野神社の由緒
(寺家村)
熊野社
字熊野谷にあり、石階二十間許を登りて社を立、一間半に二間巽に向ふ、例祭九月二十二日、東圓寺の持にて則彼寺領の内なり。
末社稲荷社。本社に向て左にあり。(新編武蔵風土記稿より)
「神奈川県神社誌」による寺家熊野神社の由緒
往古、和歌山県熊野本宮を勧請し、慶応三年十一月再建した。明治四十三年三月、山王社、金比羅社、伊勢神社、神明神社を合祀し、大正十年十二月神饌幣帛料供進社に指定された。昭和四十五年九月御屋根を銅板に葺替えた。(「神奈川県神社誌」より)
境内石碑による寺家熊野神社の由緒
由来記
熊野神社の創建は記録には不明であるが、武蔵風土記には九尺二間の社(熊野社)が寺家村熊野谷にあると記録されている。当地では昔から御熊様と言われ、口伝により何時の時代か火災によりここに移転されたと伝えられている。この度罹災した社は、慶應三年に当地大工野路文之丞により建立されたと棟札により判明する。その後大正十四年に当地大工荻原七之助により拝殿・浜縁を増築し、社殿が完成、昭和四十五年に屋根を茅葺きより銅板葺に改築する。今回の再建には旧社殿の復元をする趣旨で建設をする。(境内石碑より)
寺家熊野神社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 神奈川県神社誌
参考資料
- 新編武蔵風土記稿