寶劔山観福寺。都築橘樹酉年地蔵尊霊場
観福寺の概要
真言宗豊山派寺院の観福寺は、寶劔山観音院と号します。観福寺の創建年代等は不詳ながら、法印朝壽(寛永5年1628年寂)が中興したといいます。都築橘樹酉年地蔵尊霊場1番です。
山号 | 寶劔山 |
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院号 | 観音院 |
寺号 | 観福寺 |
本尊 | 如意輪観音像 |
住所 | 横浜市青葉区荏田町328 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
観福寺の縁起
観福寺の創建年代等は不詳ながら、法印朝壽(寛永5年1628年寂)が中興したといいます。
新編武蔵風土記稿による観福寺の縁起
(荏田村)観福寺
除地、一段四畝二十歩、村の北の境ひ字關根にあり、境内は少しく高き所なり、寶劔山観音院と號す、新義真言宗にて王禅寺村王禅寺の末寺なり、開山の由緒詳ならず、中興法印朝壽は寶永五年五月二日寂せり、本尊如意輪観音坐像にして長三尺、客殿九間半に六間半東向なり、前に石階十四五級あり、この上より臨めば四方の景色いとよし。
地蔵堂。客殿に向て左の方にあり、二間半四方、地蔵は坐像にして長三尺ばかり。
辨天天満宮相殿。これも同邊にあり。
瘡守稲荷社。背後の山上にあり、小社なり。
第六天廢社。境内のつづきなり。(新編武蔵風土記稿より)
観福寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿