小高神明宮|小高市右衛門が当地を開拓、小高新田の鎮守
小高神明宮の概要
小高神明宮は、横浜市旭区小高町にある神社です。小高神明宮は、貞享4年(1687)に徳川幕府旗本勘定役を辞任した小高市右衛門が当地を開拓、屋敷内に元禄年間(1688-1704)社殿を創建、小高新田の鎮守としたといい、明治6年村社に列格したといいます。
社号 | 神明宮 |
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祭神 | 大日留女尊 |
相殿 | - |
境内社 | 小高稲荷社 |
住所 | 横浜市旭区小高町93 |
祭日 | 例大祭9月12日 |
備考 | - |
小高神明宮の由緒
小高神明宮は、貞享4年(1687)に徳川幕府旗本勘定役を辞任した小高市右衛門が当地を開拓、屋敷内に元禄年間(1688-1704)社殿を創建、小高新田の鎮守としたといい、明治6年村社に列格したといいます。
新編武蔵風土記稿による小高神明宮の由緒
(小高新田)
神明社
年貢地、村の鎮守なり、名主彌市がかまへの内にあり。(新編武蔵風土記稿より)
「神奈川県神社誌」による小高神明宮の由緒
小高町は、貞享四年(一六八七)小高市右衛門の開拓になる所で、当社は村の鎮守として、もと名主小高家の屋敷内に祀られたものである。(「神奈川県神社誌」より)
「旭区郷土史」による小高神明宮の由緒
由緒は不詳。「風土記稿」に『年貢地、村の鎮守なり、名主弥市がかまへの内にあり』とある。(「旭区郷土史」より)
境内掲示による小高神明宮の由緒
御祭神は、別名大日留女尊であり、天照大神の御本名である。
小高新田の開祖小高市右衛門は、貞享四年(一六八七年)徳川幕府旗本勘定役を辞任し、保土ヶ谷宿在に帰農して各地の山林・荒地を開墾し農地化して、その土地に己が苗字をつけて小高新田と名付けた。市右衛門は、各地の新田の総鎮守として、己が構えの内に元禄年間に社殿を創建し、御祭神を勧請した。
嘉永三年(一八五〇年)に社殿を大改修築し、明治六年に村社の社格を与えられた。(境内掲示より)
小高神明宮の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 「神奈川県神社誌」
- 「旭区郷土史」