下川井三嶋神社|豊臣家の遺臣・某が当地に土着した際に創建
下川井三嶋神社の概要
下川井三嶋神社は、横浜市旭区下川井町にある神社です。下川井三嶋神社は、大坂夏の陣(1615)で滅亡した豊臣家の遺臣・某が伊豆三島神社で豊家再興を祈願、当地に土着した際に当社を創建したといいます。
社号 | 三嶋神社 |
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祭神 | 大山祇命 |
相殿 | - |
境内社 | - |
住所 | 横浜市旭区下川井町334 |
祭日 | 例大祭9月15日 |
備考 | - |
下川井三嶋神社の由緒
下川井三嶋神社は、大坂夏の陣(1615)で滅亡した豊臣家の遺臣・某が伊豆三島神社で豊家再興を祈願、当地に土着した際に当社を創建したといいます。
新編武蔵風土記稿による下川井三嶋神社の由緒
(下川井村)
三島社
見捨地、二段許、村の東の方にあり、平地にして松杉數樹繁茂す、社二間四方西向なり、社前に木の鳥居を立、神體は長一尺許、此邊の鎮守にして、例祭は九月十一月の内其日を定めずして祭れり。(新編武蔵風土記稿より)
「神奈川県神社誌」による下川井三嶋神社の由緒
大坂夏の陣に滅亡した豊臣家の遺臣・某が江戸下向の途次、伊豆三島神社に豊家再興を祈願し、やがて当所に定住することとなって、神像を鎌倉仏師に彫らせ、当社を創立したという。(「神奈川県神社誌」より)
「旭区郷土史」による下川井三嶋神社の由緒
由緒は不詳。「風土記稿」に『見捨地、二段許、村の東の方にあり、平地にして松杉數樹繁茂す、社二間四方西向なり、社前に木の鳥居を立、神體は長一尺許、此邊の鎮守にして、例祭は九月十一月の内其日を定めずして祭れり』とある。
現在の社殿は、昭和十二年に再建されている。(「旭区郷土史」より)
下川井三嶋神社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 「神奈川県神社誌」
- 「旭区郷土史」