大永峯嗣法山傳心寺。横浜金沢七福神の毘沙門天
傳心寺の概要
曹洞宗寺院の傳心寺は、大永峯嗣法山蓮王坊と号します。傳心寺は、執権北条時頼公が宝治元年(1247)に開基、曹洞宗開祖道元禅師が当寺で説法したといいます(「かなざわの霊場めぐり」より)。その後、後北條氏繁公が、大永元年(1521)に道了山より養拙宗牧和尚を招請して開山しました。横浜金沢七福神の毘沙門天です。
山号 | 大永峯嗣法山 |
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院号 | - |
寺号 | 傳心寺 |
住所 | 横浜市金沢区町屋町16-28 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
傳心寺の縁起
傳心寺は、執権北条時頼公が宝治元年(1247)に開基、曹洞宗開祖道元禅師が当寺で説法したといいます(「かなざわの霊場めぐり」より)。その後、後北條氏繁公が、大永元年(1521)に道了山より養拙宗牧和尚を招請して開山しました。
新編武蔵風土記稿による傳心寺の縁起
(町屋村)
傳心寺
除地一町四方、街道の中程にて東横町にあり、禅宗曹洞派相模國小田原香雲寺の末、大永峯嗣法山と號す、本堂はなく本尊釋迦の坐像は假堂に置り、開山養抽宗牧、開基は北條左京大夫氏直、大永元年の起立と傳れと、大永元年は氏直未生の時なり、其頃は左京大夫氏綱の代なれば此人の開基なるも知べからず、
鐘樓。門を入て右にあり、寛永十八年洲崎村に住せし窪寺檢校格翁宗越居士が發願にて鑄しものなり、後破壊しければ寶暦十二年改鑄せしことを銘に載す、
白山權現社。これも門を入て右にあり、小社なり、(新編武蔵風土記稿より)
傳心寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵国風土記稿
- 「かなざわの霊場めぐり」(金沢区佛教会編)