小机住吉神社|小机領の総鎮守
小机住吉神社の概要
小机住吉神社は、横浜市港北区小机町にある神社です。小机住吉神社の創建年代等は不詳ながら、大坂住吉大神を勧請し、小机領の総鎮守だったといいます。明治6年村社に列格、明治43年小机村にあった白山社、愛宕社、神明社を合併したといいます。
社号 | 住吉神社 |
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祭神 | 上筒男命、中筒男命、底筒男命 |
相殿 | 神功皇后、気久利姫命、金山姫命、日ノ神、加供都智命、天照皇大神 |
境内社 | 金刀比羅・稲荷・稲荷社 |
住所 | 横浜市港北区小机町110 |
祭日 | 9月23日 |
備考 | - |
小机住吉神社の由緒
小机住吉神社の創建年代等は不詳ながら、大坂住吉大神を勧請し、小机領の総鎮守だったといいます。明治6年村社に列格、明治43年小机村にあった白山社、愛宕社、神明社を合併したといいます。
新編武蔵風土記稿による小机住吉神社の由緒
(小机村)
太神宮
村の西南の方丘の上にあり、當社あるを以て此あたりを伊勢原と呼べり、社は巽の方に向てたてり、古木社上を擁す前に木の鳥居をたてり。
住吉社
字宮原と云所にあり、此の邊は惣て丘にて、下に載る古城跡の西にあり、風景勝たる所なり、本社は宮造りにて覆家あり南に向ふ、拝殿三間四方傍に神木の榎あり、大門の中程に鳥居を立つ、例祭は年々七月二十三日成就院持。
末社稲荷社。本社に向て右にあり小祠。
白山社
古城跡御林の内にあり、土俗に御林守白山と號す、昔笠原平左衛門が當所に在城せし頃の鎮守なりと云、社は三間に二間南向なり、神體は木の立像長四寸餘彩色せしものなり、其形童の如し、社地は古城跡の本丸の跡と云所よりは南にあたれり、これも成就院の持なり、以上の三社共勧請の年月等詳ならず。(新編武蔵風土記稿より)
神奈川県神社誌による小机住吉神社の由緒
往昔摂州住吉大神を勧請し、小机領総鎮守と伝えられている。新編武蔵風土記稿に「住吉社字宮原と云所に在り此辺は惣て丘にて下に載する古城跡の西に有り風景勝れたる所なり本社宮作りにて覆家あり云々」とあるが、創設由来等は史料に乏しく詳かでない。明治六年村社に、大正十五年九月神饌幣帛料供進社に指定された。これに先立ち、明治四十三年村内無格社白山社、愛宕社、神明社を合併した。(神奈川県神社誌より)
小机住吉神社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿