不捨山西量寺。准秩父三十四観音霊場
西量寺の概要
天台宗寺院の西量寺は、不捨山と号します。西量寺の創建年代等は不詳ながら、道厳・妙心二名の永享12年(1440)逆修碑、文明年間(1469-1486)銘の逆修碑があり、古くより西寮(庵)として営まれてきたといいます。准秩父三十四観音霊場4番です。
山号 | 不捨山 |
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院号 | - |
寺号 | 西量寺 |
住所 | 横浜市港北区日吉本町6-16-31 |
宗派 | 天台宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
西量寺の縁起
西量寺の創建年代等は不詳ながら、道厳・妙心二名の永享12年(1440)逆修碑、文明年間(1469-1486)銘の逆修碑があり、古くより西寮(庵)として営まれてきたといいます。
新編武蔵風土記稿による西量寺の縁起
(上駒林村・中駒林村・下駒林村)西寮
字中村の内木知坊山にあり、三間に三間半、前に石階十六級あり、本尊は千手観音の立像にて長一尺許、古碑四基あり、一は永享十二年十月道厳逆修、一は妙心逆修としるしこれも同年月をえりたり、かく同年月をえりたるは道厳妙心共に志を合せて逆修の碑を建しものなりや、されど二人の姓氏も傳へざれば今よりは考べからず、この外に文明等の年號をえりたる碑二基あり。もとより年月はかりをえりたれば何人の碑たるを知らず。(新編武蔵風土記稿より)
西量寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 観音霊場 | 観音、お開帳、巡礼、札所
参考資料
- 新編武蔵風土記稿