鴨居杉山神社|横浜市緑区鴨居の神社

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鴨居杉山神社|室町時代に創建以来鴨居村の鎮守

鴨居杉山神社の概要

鴨居杉山神社は、横浜市緑区鴨居にある神社です。鴨居杉山神社は、宝徳元年(1449)に創建、以来鴨居村の鎮守社だったといいます。明治8年村社に列格、明治24年神明社・稲荷社を合併したといいます。

鴨居杉山神社
鴨居杉山神社の概要
社号 杉山神社
祭神 日本武尊、天照大神
相殿 -
境内社 天満宮
住所 横浜市緑区鴨居4-13-1
祭日 9月30日
備考 -



鴨居杉山神社の由緒

鴨居杉山神社は、宝徳元年(1449)に創建、以来鴨居村の鎮守社だったといいます。明治8年村社に列格、明治24年神明社・稲荷社を合併したといいます。

新編武蔵風土記稿による鴨居杉山神社の由緒

(鴨居村)
杉山社
除地、三畝、村の東にあり、覆屋四間に二間半南向なり、山王を合殿に祭れり、村の鎮守にして、例祭は神明と隔年に修す。
神明社
除地、二段二十一歩、村の西にあり、覆屋一間半に二間、内に小祠を置巽向なり、社前に鳥居を立、村民の持なり。(新編武蔵風土記稿より)

「神奈川県神社誌」による鴨居杉山神社の由緒

宝徳元年の創立と伝えられ、鴨居町の鎮守として崇敬せられている。(「神奈川県神社誌」より)

境内掲示による鴨居杉山神社の由緒

当神社は宝徳元年(皇紀二一〇九年)の創建であり、爾来この場所に鎮座ましまし、神社明細帳には「明治八年十二月村社(旧社格)に列せられたり、明治二十四年五月五日神明社・稲荷社を合併せり」と記載されている。
杉山神社は鶴見川水系(帷子川を含む)を中心として集中しており、「新編武蔵風土記稿」によれば七十二社あると云われているが、多摩川を越えた北側には全く分布を見ない。霊験あらたかな神社として往事この様に数多く建立された様である。延喜式の神名帳には唯一の延喜式内社として記載されているが、どの神社が該当するのか定かではない。
当鴨居は数十年前迄、戸数九十戸に満たない純農村であったが、創建の昔より大切にお護りして来た鎮守様であり、今後も心のよりどことろして尚一層、崇敬の念を新にしなければならない。
側社として裏山の中腹に、大山阿夫利神社・榛名神社をお祀りしてある事を附記して御由緒とする。(境内掲示より)


鴨居杉山神社の周辺図


参考資料

  • 新編武蔵風土記稿