公田神明社|室町末期から江戸初期の時期にかけての創建
公田神明社の概要
公田神明社は、横浜市栄区にある神明社です。公田神明社の創建年代等は不詳ながら、室町末期から江戸初期の時期にかけての創建ではないかといいます。大正3年に村内の日枝社、諏訪社、天神社、梵殿社、桂村・公田村の鎮守御靈社を合祀、昭和47年当地へ遷座したといいます。
社号 | 神明社 |
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祭神 | 天照大神 |
相殿 | 大山祇命、建御名方神、菅原道真公、鎌倉権五郎景政公、梵殿神 |
境内社 | - |
住所 | 横浜市栄区公田町445-6 |
祭日 | 例大祭9月16日 |
備考 | - |
神明社の由緒
公田神明社の創建年代等は不詳ながら、室町末期から江戸初期の時期にかけての創建ではないかといいます。大正3年に村内の日枝社、諏訪社、天神社、梵殿社、桂村・公田村の鎮守御靈社を合祀、昭和47年当地へ遷座したといいます。
新編相模国風土記稿による神明社の由緒
(公田村)
御靈社
権五郎景政を祀る(明暦三年十月再興の棟札に五郎大権現と記す)當村及桂村の鎮守にて村持、
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神明宮
村民持下同、
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十二社
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諏訪社
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王之御前社
祭神詳ならず、(新編相模国風土記稿より)
神奈川県神社誌による神明社の由緒
創立年代不詳であるが、古くから公田・桂の鎮守として村民の崇敬を集めて来た。現存する棟札により、貞享三年、正徳六年、天明八年、天保九年にそれぞれ社殿が改修されたことがわかる。大正三年に村内の日枝社、諏訪社、天神社、御靈社、梵殿社を合祀した。昭和四十七年九月、公田町四二九の旧社地から現在地に遷り、新社殿を造営して遷座祭を斎行した。(神奈川県神社誌より)
「戸塚区郷土史」による神明社の由緒
神明社(公田町四二九番地)
祭神として天照皇大神・菅原道真・大山祇命・建御名方命・鎌倉権五郎景政・梵殿神の六神を祭祀しており、由緒は不詳で、その変遷を知ることはできないが、境内の林相等より考察すれば室町末期から江戸初期の時期にかけての創建ではないかと思われる。その後貞享、正徳、天明年間とそれゞ社殿の改築がなされたらしく(棟札)、「相模風土記」には村民持とあり、公田、桂の鎮守として、今日に至っている。(「戸塚区郷土史」より)
公田神明社の周辺図
参考資料
- 新編相模国風土記稿