瀬谷左馬社|横浜市瀬谷区橋戸の神社

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瀬谷左馬社|境川沿岸に点在する「サバ」社の一社

瀬谷左馬社の概要

瀬谷左馬社は、横浜市瀬谷区橋戸にある左馬社です。瀬谷左馬社の創建年代は不詳ですが、境川沿岸に点在する「サバ」社の一社であるといいます。

瀬谷左馬社
瀬谷左馬社の概要
社号 左馬社
祭神 左馬頭源義朝
相殿 -
境内社 豊受大神、稲荷社、天満宮、古峯神社
住所 横浜市瀬谷区橋戸3-20-1
祭日 例大祭9月10日
備考 -



瀬谷左馬社の由緒

瀬谷左馬社の創建年代は不詳ですが、境川沿岸に点在する「サバ」社の一社であるといいます。

新編相模国風土記稿による瀬谷左馬社の由緒

(瀬谷村)左馬明神社
例祭八月十日以上四社各所在の鎮守とす。(新編相模国風土記稿より)

神奈川県神社誌による瀬谷左馬社の由緒

左馬社(瀬谷区瀬谷町1785)
当社近くの境内の岸に古宮と呼ぶ森があり、往昔その社を源家縁りの人等が当地に移し、源義朝公を斎ったものと伝えられる。境川沿岸には「サバ」の社号をもつ社が点在するが、当社もその流れと思われる。(神奈川県神社誌より)

瀬谷区役所掲示による瀬谷左馬社の由緒

左馬社と梵鐘
その昔、境川流域の村々では、疫病が流行すると境川の東西に点在する神社をまわり、厄除けをする民俗信仰が盛んでした。(七サバ参り)
当左馬社は、「七サバ神社」と呼ばれるうちの一つであり、祭神は左馬頭源義朝です。
隣接の真言宗西福寺が、この左馬社の別当職であったので、当時の神仏混淆の姿が今日に残り、神社の境内にある吊鐘は区内唯一のもので、厄除け、虫除けに鐘をついて祈願したとのことです。
梵鐘は江戸時代の文久元年(1861年)に鋳造されましたが、太平洋戦争の際供出したため、昭和32年(1957年)氏子の協力によって新たに現在の鐘がつくられました。(瀬谷区役所掲示より)


瀬谷左馬社所蔵の文化財

  • 梵鐘

瀬谷左馬社の周辺図


参考資料

  • 新編相模国風土記稿