鍋屋第六天神社|横鎌倉幕府開府より鎮座
鍋屋第六天神社の概要
鍋屋第六天神社は、横浜市泉区和泉町にある神社です。鍋屋第六天神社の創建年代は不詳ですが、鎌倉幕府開府より古くから鎮座していたといいます。
社号 | 第六天神社 |
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祭神 | 面足能命、惶根能命 |
相殿 | - |
境内社 | - |
住所 | 横浜市泉区和泉町785 |
祭日 | 例大祭9月19日 |
備考 | - |
鍋屋第六天神社の由緒
鍋屋第六天神社の創建年代は不詳ですが、鎌倉幕府開府より古くから鎮座していたといいます。
新編相模国風土記稿による鍋屋第六天神社の由緒
(和泉村)
第六天社(新編相模国風土記稿より)
泉区役所掲示による鍋屋第六天神社の由緒
第六天神社と酒湧池
鎌倉幕府以前からこの地に祀られているといわれている古い神社です。
祭神は「面足能命・惶根能命」の二柱です。境内の隣には池があり、弁天様が祀られ、弁天池と呼ばれています。親孝行の息子がこの池の水を樽に汲んで病気で酒好きの父に飲ませたところ酒になり、それを知った村人が一儲けしようと池の水を汲んだところ、ただの水になったという孝子伝説が残っています。(泉区役所掲示掲示より)
「神奈川県神社誌」による鍋屋第六天神社の由緒
勧請年代不詳であるが、鎌倉開府以前からの古社と伝える。社前の道は古鎌倉道で、近くに陣屋敷、御畝、隠忍坊等の地名が残っている。また社殿の傍に酒湧池、または弁天池と呼ぶ泉があり、孝子伝説を伴っている。和泉町の地名もこの泉から出たという。社伝には延宝年間、領主松平五郎兵衛甫昌の崇敬・社参を伝える。明治までは氏子以外にも広く近郷住民の信仰を集めていた。(「神奈川県神社誌」より)
鍋屋第六天神社の周辺図
参考資料
- 新編相模国風土記稿