三島神社|天文5年に創建、岡津村の鎮守
三島神社の概要
三島神社は、横浜市泉区岡津町にある神社です。三島神社は、天文5年(1536)に創建、岡津村の鎮守社であったといいます。
社号 | 三島神社 |
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祭神 | 大山咋命 |
相殿 | - |
境内社 | - |
住所 | 横浜市泉区岡津町2352 |
祭日 | 例大祭9月7日 |
備考 | - |
三島神社の由緒
三島神社は、天文5年(1536)に創建、岡津村の鎮守社であったといいます。
新編相模国風土記稿による三島神社の由緒
(岡津村)三島社
村の鎮守とす、本地佛薬師を安ず、例祭九月七日、普光寺持、下同。(新編相模国風土記稿より)
境内掲示による三島神社の由緒
創建の年代と創建者は明らかではないが、和銅六年(七一四年)奈良時代相模国風土記に鎌倉郡中川村字岡津三嶋神社として文献にある。
再興。天文五年(一五三六年)室町時代乱世の代より多くの武人・農民が岡津の地に住み心の拠り処として祭事を行った。天正十八年(一五九〇年)安土桃山時代の代官が守護神として社を造営整備信仰につとめた。
文化四年(一八〇七年)江戸時代名主四人世話人九人により社を再建、昭和四十四年(一九六九)年昭和時代旧社殿は建立後約百六十年経過し修復も難しくなり地域の人々の浄財を仰ぎ現社殿が新築された。
御祭典。一月一日元旦祭、十一月十五日七五三祝、九月七日例祭、十一月二十三日新穀感謝祭(境内掲示より)
「神奈川県神社誌」による三島神社の由緒
天文五年(一五三六)創建という。当時この地に土着した開拓者等が「天に大日光ありて地力を養ひ給ふ。大地の慈育なくして人生あるべからず。宜しく天神地祇を祀るべし.。先づ大山祇神を祀るべし。」と一社を建て、爾後四季毎に打鼓撃鈴して祭りを続けたと伝える。
天正十八年の頃、代官彦坂小刑部元正は居所の守護神として尊崇、社殿・境内を整備した。昭和四十三年、例祭日の変更を承認せられ、翌年十一月現社殿を改築した。(「神奈川県神社誌」より)
三島神社の周辺図
参考資料
- 新編相模国風土記稿