新橋五靈社|永享3年に村人が協力して創建
新橋五靈社の概要
新橋五靈社は、横浜市泉区新橋町にある神社です。新橋五靈社は永享3年(1431)に村人が協力して創建したといいます。
社号 | 五靈社 |
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祭神 | 日本武尊 |
相殿 | - |
境内社 | 稲荷社 |
住所 | 横浜市泉区新橋町109 |
祭日 | 例大祭10月3日 |
備考 | - |
新橋五靈社の由緒
新橋五靈社は永享3年(1431)に村人が協力して創建したといいます。
新編相模国風土記稿による新橋五靈社の由緒
(阿久和村)御霊社
例祭十一月四日下同。(新編相模国風土記稿より)
神奈川県神社誌による新橋五靈社の由緒
永享三年(一四三一)の頃、凶作が続き盗賊の害も続発したので、村人が対策を協議中、一老人が「吾人鼓腹して楽しみとするも唯我が力のみにして衣食を得べからず。天地神明の加護なくんば之を得ず。足りて驕れば賊を招くなり。宜しく日本武尊を奉斎して報賽祈請し且つ霊威によりて鬼賊を封止すべきなり」と述べたので、一同飜然と悟り、協力して一社を建て日夜熱祷したのを当社の創祀とする。爾後再び豊作となり賊害も消滅したという。
社殿は享和年間及び文久元年に改築したが、昭和二十七年不慮の火災により炎上し、改築を加えて現在に至っている。(神奈川県神社誌より)
新橋五靈社の周辺図
参考資料
- 新編相模国風土記稿