新橋神明社|横浜市泉区新橋町の神社

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新橋神明社|嘉元年間の創建

新橋神明社の概要

新橋神明社は、横浜市泉区新橋町にある神社です。新橋神明社は、国常立命を祀る神社として嘉元年間(1303-1305)に創建、正和年間(1312-1317)に天照大神を合祀したといいます。

新橋神明社
新橋神明社の概要
社号 新橋神明社
祭神 国常立神、天照大神
相殿 -
境内社 -
住所 横浜市泉区新橋町1377
祭日 例大祭9月11日
備考 -



新橋神明社の由緒

新橋神明社は、国常立命を祀る神社として嘉元年間(1303-1305)に創建、正和年間(1312-1317)に天照大神を合祀したといいます。

新編相模国風土記稿による新橋神明社の由緒

(新橋村)
神明宮二(新編相模国風土記稿より)

神奈川県神社誌による新橋神明社の由緒

嘉元年間(一三〇三-〇五)の創建と云い、正和年間に至り、神宮を奉拝する者が多かったので、天照大神を合祀したと伝える。文政から万延にかけて社殿・境内の整備が進んだ。昔の祭事は、村内の最年長者が、青年五人に補佐させて行ったもので、春秋の祭事を特に厳修し、老若共に川で禊し、社前の大杉を八回廻り、心身を安定させてから奉仕したという。現在鳥居内側にある周り三・二五米の桧は昭和四十九年横浜市名木に指定されている。(神奈川県神社誌より)

境内掲示による新橋神明社の由緒

神明社のいわれ
嘉元年間(1303年〜5年頃)の創建といわれ、最初は国常立神だけをおまつりしていたが、正和年間(1312年〜17年頃)に至り、伊勢神宮を参拝又は遥拝する人々が多くなり、村人との合議のうえ天照大神を合祀したものである。
文政から万延にかけ社殿・境内の整備が進んだ。現在の社殿は昭和53年に建替えられたもので、その折に嘉永6年(1854)に社殿の建築が行われたことを記した棟札が発見されました。また、大正3年に屋根を草葺から亜鉛鋼板に葺き替えた記録も記してある。
昔の祭事は村内の最年長が青年5人に奉仕させて行ったもので、春秋の祭礼を特に厳修し老若共に川で禊を行い、社殿の大桧を8回廻って心を鎮めてから奉仕したという。
この大桧は現在幹周り3.2mで昭和49年に横浜の名木・古木に指定されている。(境内掲示より)


新橋神明社の周辺図


参考資料

  • 新編相模国風土記稿