阿久和山観音寺。江戸幕府より寺領12石3斗の御朱印状
観音寺の概要
曹洞宗寺院の観音寺は、阿久和山と号します。観音寺は、徳翁寺六世孝順和尚(寛永16年1639年寂)が開山、安藤治右衛門(寛文6年1666年卒)が開基となり創建、慶安2年には寺領12石3斗の御朱印状を拝領したといいます。
山号 | 阿久和山 |
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院号 | - |
寺号 | 観音寺 |
住所 | 横浜市泉区新橋町1157 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
観音寺の縁起
観音寺は、徳翁寺六世孝順和尚(寛永16年1639年寂)が開山、安藤治右衛門(寛文6年1666年卒)が開基となり創建、慶安2年(1649年)には寺領12石3斗の御朱印状を拝領したといいます。
新編相模国風土記稿による観音寺の縁起
(阿久和村)観音寺
阿久和山と號す、曹洞宗後山田村徳翁寺末、本尊正観音を安ず、長二尺六寸六分、行基作。開山は孝順、本寺六世、寛永十六年十一月廿三日寂す。開基は安藤治右衛門、寛文六年十一月十二日死す、真行院と號す、なり。慶安二年十月寺領十二石三斗餘の御朱印を賜はれり。
鐘楼。鐘は元禄七年鋳る所なり。
観音堂。十一面観音を安ず、弘法作と云ふ。享保元年建つ。
閻魔堂。寛永六年建つと云ふ。
金毘羅社。(新編相模国風土記稿より)
観音寺の周辺図
参考資料
- 新編相模国風土記稿