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戸塚八坂神社|横浜市戸塚区戸塚町の神社

戸塚八坂神社の概要

戸塚八坂神社は、横浜市戸塚区にある八坂神社です。戸塚八坂神社は、戸塚郷の庄司内田兵庫源政親が元亀3年(1572)創建したといいます。その後元禄3年(1688)に内田佐衛門尉源政利が再興、明治初年社号を八坂社と改めたといいます。明治元年の明治天皇還幸にあたっては、当社境内に内侍所が奉安されたといいます。

戸塚八坂神社
戸塚八坂神社の概要
社号 八坂神社
祭神 須佐之男命、奇稲田稲命
相殿 -
境内社 稲荷社
住所 横浜市戸塚区戸塚町4168
祭日 例祭日7月14日(お札まき)
備考 -



八坂神社の由緒

戸塚八坂神社は、戸塚郷の庄司内田兵庫源政親が元亀3年(1572)創建したといいます。その後元禄3年(1688)に内田佐衛門尉源政利が再興、明治初年社号を八坂社と改めたといいます。明治元年の明治天皇還幸にあたっては、当社境内に内侍所が奉安されたといいます。

新編相模国風土記稿による八坂神社の由緒

(戸塚宿)牛頭天王社
祭禮六月十四日元亀三年内田兵庫政元と云ものの勧請と云、稲田姫を合祀す村民持。
末社。稲荷、疱瘡神(新編相模国風土記稿より)

境内掲示による八坂神社の由緒

元亀参年六月郷の庄司内田兵庫源政親が牛頭天王社を草創勧請したものであるがいつしか社殿敗壊と真躰の神器は草もうの中に散在し止むなく地中深く埋め祭祀を歟くこと弐百年に及んだ。内田氏の末葉内田佐衛門尉源政利これを憂い元禄元年矢部村庄司河原氏の霊夢により土壊を起し神躰を得てその一再興をはかり祭祀を行った。
明治初年、八坂社を改め更に昭和七年九月十九日八坂神社と改称した。祭典は七月七日拾四日まで行事は七月十四日無病息災を祈願して行われる。お札まきは町内男子拾名が女装し渋団扇を打ち、原始的踊をしつつ五色のお札を中天に撒く。(境内掲示より)

「戸塚区郷土史」による八坂神社の由緒

祭神として素盞鳴命と稲田姫命の二柱の神を祀っているが、「相模風土記稿」には牛頭天王と記し、元亀三年(一五七二)六月庄司内田兵庫政親が勧請したものと伝えている。江戸期の参勤交代の際、些細なことから役人の貴諱に触れ、一時神体が地中に埋められ、神殿が閉鎖されたことがあったが、数十年後の元禄元年(一六八八)内田伝左衛門尉源政利がこれを憂え、矢部村庄司河原氏の霊夢を得て、翌二年十二月地中より神体を掘り出し、その再興をはかり、以来従前のごとく祭祀を行ったという。明治初年村社に列せられたとき牛頭天王社を八坂社と改め、同十二年社殿を改築、社名は昭和七年九月に至り八坂神社と改称された。
例祭は古来旧暦六月十四日に行われていたが、明治五年改暦の後ちは七月十四日と改められた。十四日神興の渡御にあたり、附随しておこなわれるお礼まきの行事は有名で、当日は近郷より集まってくる参詣人によって当地方随一の賑いを見せている。(「戸塚区郷土史」より)

神奈川県神社誌による八坂神社の由緒

元亀三年(一五七二)六月内田兵庫政親が創建したもので、元禄二年十一月その子孫・政利が霊夢によって御神体を土中から捜しあて社殿を再興した。この時鶴岡八幡宮の神職が湯花神楽を奏した。再興後は諸人参籠して専ら「今上皇帝の聖躬万歳、征夷大将軍の台算無躬、国家鎮静、万民康楽」を祈念した。正徳六年四月十四日正一位の神号を受け、政利の子孫は累代社司に任ぜられた。明治元年、車駕京都還幸にあたり、同年十二月八日当境内に内侍所が奉安せられた。(神奈川県神社誌より)


戸塚八坂神社所蔵の文化財

  • お札まき(横浜市指定無形民俗文化財)

お札まき

お札まきは、七月十四日の八坂神社の夏祭りに行う踊りで、同社の元禄再興とともに始まったと伝えられています。この踊りあ、江戸時代中期、江戸や大坂で盛んに行われていましたが、やがて消滅し、現在は東海道の戸塚宿にだけ伝え残されています。
男子十数人が姉さんかぶりに襷がけの女装をして裾をからげ、渋うちわを持ち、うち音頭取り一人はボテカズラをかぶります。音頭取りの風流歌に合わせて踊り手が唱和しながら輪になって右回りに踊ります。踊り終わると音頭取りが左手に持った「正一位八坂神社御守護」と刷られた五色の神札を渋うちわで撒き散らします。人々は争ってこれを拾って帰り、家の戸口や神棚に貼ります。神社境内で踊り終わると、町内各所で踊り、神社に戻ります。
風流歌の歌詞に「ありがたいお札、さずかったものは、病をよける、コロリも逃げる」という文句があることから、祇園祭と同様な御霊信仰に基づく厄霊除けの行事であることがわかります。
神札を路上に撒き散らして人々に拾わせる御符配りは、現在では極めて珍しく、民間信仰資料として貴重です。(横浜市教育委員会掲示より)

戸塚八坂神社の周辺図