松尾神社|上矢部村小名上村の鎮守
松尾神社の概要
松尾神社は、横浜市戸塚区にある神社です。松尾神社は、文暦元年(1334)に創建したと伝えられ、戦国時代に北条左衛門大夫網茂が社殿を整備、江戸期には上矢部村小名上村の鎮守として祀られていたといいます。
社号 | 松尾神社 |
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祭神 | 大山咋神 |
相殿 | - |
境内社 | 地神社、疱瘡社、疫神社 |
住所 | 横浜市戸塚区上矢部町421 |
祭日 | 例大祭3月26日 |
備考 | - |
松尾神社の由緒
松尾神社は、文暦元年(1334)に創建したと伝えられ、戦国時代に北条左衛門大夫網茂が社殿を整備、江戸期には上矢部村小名上村の鎮守として祀られていたといいます。
新編相模国風土記稿による松尾神社の由緒
(上矢部村)松尾社
田中社と稱す、祭禮三月廿五日、小名上村の鎮守とす、村持下同。
末社。三神合祀、地神疱瘡神疫神を祀る(新編相模国風土記稿より)
「戸塚区郷土史」による松尾神社の由緒
祭神は大山咋神にして、文暦元年(一二三四)の創建。北条氏の分国の頃、北条左衛門太夫網成が当地を領し、社殿を整えてより以来、豊穣となり人口が増加したという。江戸開府以降は神社として、大山参詣の人達で境内が賑ったといわれる。(「戸塚区郷土史」より)
神奈川県神社誌による松尾神社の由緒
文暦元年(一三三四)創建と伝える。北条氏分国の頃、左衛門大夫網茂は社殿の整備に尽力し、山野開拓に志す者は遠近を問わず参詣し、又農地を寄進する者が相次いだという。江戸時代大山参詣のため当社前を通過する衆庶挙って参拝し、大いに賑わった。昭和四十二年社殿を改築し、十二月二十四日竣功遷座祭を行った。(神奈川県神社誌より)
松尾神社の周辺図
参考資料
- 新編相模国風土記稿