日月社(姥子社)|鎌倉時代創建、境内社姥見社・姥子社
日月社(姥子社)の概要
日月社(姥子社)は、横浜市戸塚区にある神社です。日月社(姥子社)は、寛元年間(1243-1246)に創建したといいます。宅地開発により、字姥子前1463にあった姥見社(姥子社、伝鎌倉時代創建)を当社境内地に遷座したといいます。
社号 | 日月社 |
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祭神 | 大日孁貴命、月夜見命 |
相殿 | - |
境内社 | 姥子社 |
住所 | 横浜市戸塚区上矢部町1525 |
祭日 | 例大祭3月26日 |
備考 | - |
日月社(姥子社)の由緒
日月社(姥子社)は、寛元年間(1243-1246)に創建したといいます。宅地開発により、字姥子前1463にあった姥見社(姥子社、伝鎌倉時代創建)を当社境内地に遷座したといいます。
新編相模国風土記稿による日月社(姥子社)の由緒
(上矢部村)
日月社
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姥見社(宇婆古也之呂)(新編相模国風土記稿より)
「戸塚区郷土史」による日月社(姥子社)の由緒
祭神として、大日孁貴命・月夜見命の二柱を神を祀り、寛元年間の創建と伝えている。当時当所の人々が「動乱の世にありながら、生活が安定しているのは、日夜をお守り下さる神の恵みである」として、朝日、夕日のてらす清らかな土地を定めて社殿を造営したのが嚆矢といわれ、以来毎月、日待夜待の祭事を行ったといい、今にこの所地を日夜の杜、日の杜と呼んでいる。(「戸塚区郷土史」より)
神奈川県神社誌による日月社(姥子社)の由緒
寛元年間の創建である。往古当地の住民が、夜昼の別なき神明の加護に深く感謝し、朝日、夕日の直照らす好地に神祠を建て、日待、月得の祭事を続けて来た。その場所を「日夜の杜」といったが、やがて「日の森」と呼ぶようになり、現在も「日の森谷」の小字名を遺している。(神奈川県神社誌より)
境内掲示による姥子社の由緒
姥子社由来のこと
この社は、姥子社と申します。
鎌倉時代に創建されたと伝えられています。
もとの社殿は、ここから百四十メートルはなれた、上矢部町字姥子前一四六三番地にありましたが、東京都丸の内、勧業不動産株式会社が市街地開発を行うために、現在の地へ移転しました。(境内掲示より)
日月社(姥子社)の周辺図
参考資料
- 新編相模国風土記稿