唐澤山大運寺。江戸幕府より寺領3石5斗の御朱印状
大運寺の概要
浄土宗寺院の大運寺は、唐澤山と号します。大運寺は、誓誉が開山となり慶長元年(1596)創建、慶安2年(1649)には寺領3石5斗の御朱印状を受領しています。
山号 | 唐澤山 |
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院号 | - |
寺号 | 大運寺 |
本尊 | 阿弥陀如来像 |
住所 | 横浜市戸塚区原宿3-9-2 |
宗派 | 浄土宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
大運寺の縁起
大運寺は、誓誉が開山となり慶長元年(1596)創建、慶安2年(1649)には寺領3石5斗の御朱印状を受領しています。
新編相模国風土記稿による大運寺の縁起
(原宿村)
大運寺
唐澤山と號す、浄土宗(大町村安養院末、)本尊彌陀を安ず慶長元年建つ、慶安二年寺領三石五斗の御朱印を賜ふ、
【寺寶】
心經一巻。空海十六歳の筆と云ふ
雷獣肉附毛一。寛保二年、住僧卍譽の時、得る所と云ふ、毛長三寸許、
地蔵畫像一幅。兆殿司の筆、
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観音堂
大運寺持下同じ、
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庚申堂
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地蔵石像
弘法の作といふ窟中に安ず、俗に矢師矢倉と呼り、又大師護摩壇蹟と唱ふる所もあり、(新編相模国風土記稿より)
「戸塚区郷土史」による大運寺の縁起
大運寺(原宿町三四九番地)浄土宗
唐沢山と号し、鎌倉安養院の末寺で開山は誓誉。本尊は阿弥陀仏で、慶長元年(一五九六)の創建と伝え、寺領三石五斗の御朱印を慶安二年(一六四九)賜わったという。江戸時代には境内仏堂として、観音堂・庚申堂があり、また窟中には地蔵石仏があり、俗に矢師矢倉と呼んでいる。(「戸塚区郷土史」より)
大運寺の周辺図
参考資料
- 新編相模国風土記稿