北谷山福泉寺。地頭木原平三郎が開基
福泉寺の概要
曹洞宗寺院の福泉寺は、北谷山と号します。福泉寺の創建年代等は不詳ながら、往古俣野に福泉寺があったものの廃寺となっていたものを、地頭木原平三郎が開基となり、寛永6年(1629)に創建、瑞桑金的が開山したといいます。
山号 | 北谷山 |
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院号 | - |
寺号 | 福泉寺 |
本尊 | 釈迦牟尼仏像 |
住所 | 横浜市戸塚区俣野町585 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
福泉寺の縁起
福泉寺の創建年代等は不詳ながら、往古俣野に福泉寺があったものの廃寺となっていたものを、地頭木原平三郎が開基となり、寛永6年(1629)に創建、瑞桑金的が開山したといいます。
新編相模国風土記稿による福泉寺の縁起
(上俣野村)福泉寺
北谷山と號す、曹洞宗(植木村龍寶寺末)本尊釋迦を置く、開山は金的と云ふ(萬治元年十月廿八日寂す、)(新編相模国風土記稿より)
「戸塚区郷土史」による福泉寺の縁起
福泉寺(俣野町五八五番地)曹洞宗
北谷山と号し、もと鎌倉市植木竜宝寺の末で、本尊に釈迦牟尼仏を安置している。開基は地頭木原平三郎で、寛永六年(一六二九)の起立と伝え、寺伝は往時俣野部落に福泉寺があったが焼失し、以来廃寺であったものを、寛永六年瑞桑金的が開山となり、地頭の外護をうけ再興したという。当時相模国に東谷山・西谷山・南谷山の三ヶ寺の福泉寺があり、当寺は北方に本堂があったので北谷山福泉寺と称されたとも伝えている。(「戸塚区郷土史」より)
福泉寺の周辺図
参考資料
- 新編相模国風土記稿