青蓮山慈眼寺。都筑橘樹十二薬師霊場
慈眼寺の概要
真言宗豊山派寺院の慈眼寺は、青蓮山福聚院と号します。慈眼寺は、元亀2年(1571)に起立、僧浄海が開山したといい、かつては大徳寺と号していたといいます。都筑橘樹十二薬師霊場9番です。
山号 | 青蓮山 |
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院号 | 福聚院 |
寺号 | 慈眼寺 |
住所 | 横浜市都筑区中川7-7-8 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
慈眼寺の縁起
慈眼寺は、元亀2年(1571)に起立、僧浄海が開山したといい、かつては大徳寺と号していたといいます。
新編武蔵風土記稿による慈眼寺の縁起
(大棚村)慈眼寺
見捨地、一段五畝ばかり、字堂谷戸にあり、新義真言宗、王禅寺村王禅寺末、福聚院青蓮山と號す、元亀二年八月の起立にして、開山僧浄海寂年を傳へず、本尊聖観音立像にして、長三尺五寸許、客殿六間に五間西南の向なり、この寺は元大徳寺とて、其頃は後の方谷戸にあり、昔は庵室にてもありしにや、永禄年中火災にかかり、其後今のところへ移せりと云。
浄海塚。境内の丘上にあり、一坪ばかりの處なり、供養の爲に當寺の開山経文を埋めし跡なりと云。(新編武蔵風土記稿より)
慈眼寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿