妙見山長泉寺。准秩父三十四観音霊場
長泉寺の概要
真言宗豊山派寺院の長泉寺は、妙見山不動院と号します。長泉寺の創建年代等は不詳ながら、かつては山田村内の字不動谷にあったといいます。覺推(延享年間1744-1747寂)が中興したといいます。准秩父三十四観音霊場31番です。
山号 | 妙見山 |
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院号 | 不動院 |
寺号 | 長泉寺 |
住所 | 横浜市都筑区北山田7-10-4 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
長泉寺の縁起
長泉寺の創建年代等は不詳ながら、かつては山田村内の字不動谷にあったといいます。覺推(延享年間1744-1747寂)が中興したといいます。
新編武蔵風土記稿による長泉寺の縁起
(山田村)長泉寺
除地、一町八段歩、村の字芝生谷にあり、新義真言宗、王禅寺村王禅寺の末、妙見山と號す、不動院と稱す、元當寺は村の西不動谷にありしを、今の處へ移せり、開山は寺傳を失ふ、中興開山を覺推といふ、延享中に寂す、本尊不動は坐像長七寸ばかり、此外銅像の不動を厨子に収む、長さ一寸八分、秘佛にて住僧といへども一代に一度ならでは拝することをえず、客殿七間半に六間東向なり、地頭河野伴右衛門より畑二段五畝を寄附せり。
十王堂。境内の丘上にあり、登ること三十間許、三間半に三間西向なり、十王は各二尺程、傍に大日如来を置、木像にて長三尺ばかり、此堂元は経堂なりといへり。(新編武蔵風土記稿より)
長泉寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿