圓蔵院。足柄上郡大井町にある東寺真言宗寺院
圓蔵院の概要
東寺真言宗寺院の圓蔵院は、寶珠山常念寺と号します。圓蔵院の開山開基については不詳ながら、文安3年(1446)に創建、賢眞(寛文10年1670年没)が中興したといいます。
山号 | 寶珠山 |
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院号 | 圓蔵院 |
寺号 | 常念寺 |
住所 | 足柄上郡大井町金子2911 |
宗派 | 東寺真言宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
圓蔵院の縁起
圓蔵院の開山開基については不詳ながら、文安3年(1446)に創建、賢眞(寛文10年1670年没)が中興したといいます。明治6年には公立学校賛育館(後の金子学校)が開校しています。
「大井町史通史編」による圓蔵院の縁起
宝珠山常念寺圓蔵院
古義真言宗の寺院で同村最明寺の末寺である。文安三年の創建で、中興は賢真(寛文十年一六七〇没) である。本尊は地蔵尊で、境内には稲荷杜と地蔵堂があり、地蔵堂には弘法作の石像(高一尺一寸)が安置されていた。また村内の熊野社、雨宮権現、神明宮、地蔵堂は圓蔵院持ちである。(「大井町史通史編」より)
新編相模国風土記稿による圓蔵院の縁起
(金子村)
圓蔵院
寶珠山常念寺と號す、(前寺末:最明寺末)文安三年の起立なり、中興賢眞、(寛文十年九月廿三日寂す、)本尊地蔵(長一尺四寸、弘法作、)
△地蔵堂。石像を安ず、(長一尺一寸餘、弘法作、)
△稲荷社
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地蔵堂
弘法作の木像(長一尺三寸五分)を安んず、圓蔵院持、 (新編相模国風土記稿より)
圓蔵院の周辺図
参考資料
- 「大井町史」
- 新編相模国風土記稿