湯本白山神社。湯本村、湯本茶屋村の鎮守社
湯本白山神社の概要
湯本白山神社は、足柄下郡箱根町湯本にある神社です。湯本白山神社の創建年代等は不詳ですが、享保年間(1716-1736)の銘が残されているといい、江戸時代中期以前の創建といい、江戸時代には湯本村、湯本茶屋村の鎮守社だったといいます。
社号 | 白山神社 |
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祭神 | 白山比咩大神、菊理姫命、伊邪那岐命 |
相殿 | - |
境内社 | 稲荷神社 |
祭日 | 5月4日 |
住所 | 足柄下郡箱根町湯本431 |
備考 | - |
湯本白山神社の由緒
湯本白山神社の創建年代等は不詳ですが、享保年間(1716-1736)の銘が残されているといい、江戸時代中期以前の創建といい、江戸時代には湯本村、湯本茶屋村の鎮守社だったといいます。
新編相模国風土記稿による湯本白山神社の由緒
(湯本村)白山社
當村及湯本茶屋の鎮守なり、例祭正月十九日村持(新編相模国風土記稿より)
神奈川県神社誌による湯本白山神社の由緒
神社保管の享保(一七一六~一七三六)、嘉永(一八四八~一八五三)両年代の棟札に記されているほかに御鎮座記録なく、只「相模風土記」に「湯本村及湯本茶屋村の鎮守なり」と記してあり、享保十七年(一七三二)十一月七日付の棟札にも「湯本村及湯本茶屋村」の村役人の名が列記してあるので、両村(現箱根町湯本)の鎮守であったことは明らかである。後の嘉永二年(一八四九)八月朔日付の棟札には湯本村村役人の名のみ記載してあり、湯本茶屋村は関係がなくなっているが、口碑には、当時両村の氏子の間に折合わぬ事件があり、双方合議の上、湯本茶屋は分離することになり、その趣意として湯本村有の城山の山林の一部を湯本茶屋村に分与したと伝えられている。尚現在の社殿は昭和二十八年五月改築された。(神奈川県神社誌より)
湯本白山神社の周辺図