湯本熊野神社。湯場温泉発見の際に湯場の守護神として奉祀
湯本熊野神社の概要
湯本熊野神社は、足柄下郡箱根町湯本にある神社です。湯本熊野神社の創建年代等は不詳ですが、湯場温泉発見の際に湯場の守護神として奉祀したといいます。
社号 | 熊野神社 |
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祭神 | 熊野速玉神、大己貴神 |
相殿 | - |
境内社 | - |
祭日 | 9月4日 |
住所 | 足柄下郡箱根町湯本614 |
備考 | - |
湯本熊野神社の由緒
湯本熊野神社の創建年代等は不詳ですが、湯場温泉発見の際に湯場の守護神として奉祀したといいます。
新編相模国風土記稿による湯本熊野神社の由緒
(湯本村)熊野社
湯場の鎮守なり、本地十一面観音を置、例祭九月九日、村民持(新編相模国風土記稿より)
神奈川県神社誌による湯本熊野神社の由緒
「相模風土記」に「熊野神社 湯場の鎮守なり、十一面観音を置く、例祭日九月九日村民持」と記載あり。なお湯本町役場備付の明治初年の旧土地台帳に「神地三畝八歩熊野神社官有地」とあり。その他古老の口碑に往昔湯場温泉発見の当時、温泉の守護神として勧請したものであると伝えられ相当古き時代に奉祀した神社であることが確められる。その後昭和五年の逗相大地震の折、神社後方の山腹が崩壊して社殿その他一切の造営物を埋没したので、その後発掘したが僅に拝殿に掛けてあった欅板の額(元治の頃、氏子福住正兄-二宮尊徳の高弟-の奉納になる)一面を発見したのみであったが、幸に埋没を免れた正面階段の手水舎に「宝暦三年(一七五三)酉霜月吉日」と刻みあり。(神奈川県神社誌より)
湯本熊野神社の周辺図