小柳子易神社。富田小柳・上戸田の鎮守、安産守護
小柳子易神社の概要
小柳子易神社は、厚木市戸田にある神社です。小柳子易神社の創建年代等は不詳ながら、当地が富田小柳と称していた頃からの鎮守だと伝えられ、戸田村に編入されて以降は上戸田と呼ばれる当地の鎮守として祀られてきました。安産に霊験あるとして信仰を集めていたといいます。
社号 | 子易神社 |
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祭神 | 木花佐久夜毘売命 |
相殿 | - |
境内社 | 八坂神社 |
祭日 | 例大祭4月15日 |
住所 | 厚木市戸田474 |
備考 | - |
小柳子易神社の由緒
小柳子易神社の創建年代等は不詳ながら、当地が富田小柳と称していた頃からの鎮守だと伝えられ、戸田村に編入されて以降は上戸田と呼ばれる当地の鎮守として祀られてきました。安産に霊験あるとして信仰を集めていたといいます。
新編相模国風土記稿による小柳子易神社の由緒
(戸田村)
子安明神社
字小柳の鎮守、例祭九月朔日、
鐘樓。寛政六年の鐘なり(新編相模国風土記稿より)
神奈川県神社誌による小柳子易神社の由緒
往古古郷名富田とも書く。上戸田別村だった時の鎮守である。北条役帳に富田小柳と記されている。正保国図に小柳と載せ元禄図に戸田村枝郷と傍記されている事は古書に詳である。(今は戸田村小名に併入した。)御社は安産守護霊験に座坐て遠近諸人御神徳仰奉ろうとして参殿する。その御功績がありて報賽謝に底なき柄扨を捧げ参拝する。乾の方に大木があって神木と唱え木より年十二回小具出る。これを小易具と称し安産守護の符として望む者に与える。(神奈川県神社誌より)
「厚木市史史料」による小柳子易神社の由緒
子易神社(戸田小柳)
新編相模風土記「子安明神社字小柳の鎮守 例祭九月朔日」他不詳(「厚木市史史料」より)
小柳子易神社の周辺図
参考資料
- 新編相模国風土記稿
- 神奈川県神社誌
- 「厚木市史史料」