愛悦山長福寺。厚木市愛甲にある日蓮宗寺院
長福寺の概要
日蓮宗寺院の長福寺は、愛悦山と号します。長福寺の創建年代等は不詳ながら愛甲三郎季隆の菩提寺で、真言宗寺院だったといいます。正安年間(1299-1301)に時の住職が中老僧日老上人に帰依、日蓮宗に改めて開山したといいます。慶安2年(1649)には寺領4石の御朱印状を受領しています。
山号 | 愛悦山 |
---|---|
院号 | - |
寺号 | 長福寺 |
本尊 | 三宝祖師像 |
住所 | 厚木市愛甲4-10-24 |
宗派 | 日蓮宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
長福寺の縁起
長福寺の創建年代等は不詳ながら愛甲三郎季隆の菩提寺で、真言宗寺院だったといいます。正安年間(1299-1301)に時の住職が中老僧日老上人に帰依、日蓮宗に改めて開山したといいます。慶安2年(1649)には寺領4石の御朱印状を受領しています。
新編相模国風土記稿による長福寺の縁起
(愛甲村)
長福寺
愛悦山と號す、法華宗(甲州身延山久遠寺末、)古は真言宗にて(今の須彌壇は即古の護摩壇なりとぞ、)愛甲三郎季隆が香火院なり、正安中に至り時の住僧、中老日忍(慶長元年四月十日卒、)に歸依し、改宗し、則延て開山とすと云 本尊三寶祖師を置、應安二年寺領四石の御朱印を賜ふ、
三十番神堂(新編相模国風土記稿より)
厚木市史史料による長福寺の縁起
愛悦山長福寺(上愛甲712)
長福寺、愛悦山と号す。法華宗(甲州身延山久遠寺末)古は真言宗にて(今の須弥壇は即古の護摩壇なりとぞ)愛甲三郎季隆が香火院なり。正安中に至り時の住僧、中老日忍(応長元年四月十日卒)に帰依し、改宗し則延を開山とすと云。本尊三宝祖師を置、慶安二年寺領四石の御朱印を賜う。(新編相模国風土記稿)(「厚木市史史料」より)
長福寺の周辺図
参考資料
- 新編相模国風土記稿
- 「厚木市史史料」