中海山大厳寺。厚木市愛甲東にある曹洞宗寺院
大厳寺の概要
曹洞宗寺院の大厳寺は、中海山と号します。大厳寺は、七沢広沢寺四世玄堯和尚(文禄元年1593年寂)が開山、当初は片平にあったものの宝暦年間(1751-1764)に当地へ移転したといいます。
山号 | 中海山 |
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院号 | - |
寺号 | 大厳寺 |
本尊 | 十一面観音像 |
住所 | 厚木市愛甲東2-5-13 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
大厳寺の縁起
大厳寺は、七沢広沢寺四世玄堯和尚(文禄元年1593年寂)が開山、当初は片平にあったものの宝暦年間(1751-1764)に当地へ移転したといいます。
新編相模国風土記稿による大厳寺の縁起
(愛甲村)
大嚴寺
中海山と號す、同宗(禅宗曹洞派七澤村廣澤寺末、)開山天州順堯(文禄元年八月朔日卒、)本尊十一面観音、(新編相模国風土記稿より)
厚木市史史料による大厳寺の縁起
中海山大厳寺(愛甲897)
開基は不明。開創は天正年間と伝える以外不詳。開山は七沢広沢寺四世玄堯和尚(生年不詳。文禄元年八月一日卒)。記録散逸して詳らかではないが開創の当初は片平に在り(現に寺屋敷の小字名ありという)宝暦年間現在地に移ったようである。「宝暦五乙亥年十二月五日此手間たてまい三百四十二人」、「・・・客殿建立当寺八世徳禅・・・」の木札がある。(「厚木市史史料」より)
大厳寺の周辺図
参考資料
- 新編相模国風土記稿
- 「厚木市史史料」