愛甲山宝積寺。武将愛甲三郎季隆の菩提寺として創建
宝積寺の概要
曹洞宗寺院の宝積寺は、愛甲山と号します。宝積寺は、鎌倉時代前期の武将愛甲三郎季隆の菩提寺として創建、その後錦江和上が応永2年(1395)に真言宗寺院として開創、天文8年(1539)に曹洞宗寺院へ改め、根小屋功雲寺9世柳山宗恕が開山したといいます。慶安2年(1649)には寺領8石の御朱印状を受領、愛甲三郎季隆の菩提寺としてしています。
山号 | 愛甲山 |
---|---|
院号 | - |
寺号 | 宝積寺 |
本尊 | 釋迦牟尼仏像 |
住所 | 厚木市愛甲西3-6-24 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
宝積寺の縁起
宝積寺は、鎌倉時代前期の武将愛甲三郎季隆の菩提寺として創建、その後錦江和上が応永2年(1395)に真言宗寺院として開創、天文8年(1539)に曹洞宗寺院へ改め、根小屋功雲寺9世柳山宗恕が開山したといいます。慶安2年(1649)には寺領8石の御朱印状を受領、愛甲三郎季隆の菩提寺としてしています。
新編相模国風土記稿による宝積寺の縁起
(愛甲村)
寶積寺
愛甲山と號す、曹洞宗(津久井縣根小屋村功雲寺末)開山柳山宗恕(本寺九世、元和二年八月二十三日卒、)本尊釋迦慶安二年寺領八石の御朱印を賜ふ、
大鐘。寛延二年鑄造す、
白山社(新編相模国風土記稿より)
厚木市史史料による宝積寺の縁起
愛甲山宝積寺(愛甲2874)
愛甲三郎季隆の香華院として創立せられ、真言宗僧錦江和上応永二年更に開創し天文八年曹洞宗に改宗す。寛永年度三世喜山堂塔の完備を告げ寛延二年八世祖心和尚再中興の上、梵鐘を鋳造し中古の事歴を其の銘に記す。惜しくも大東亜戦の為供出し十九世義一和尚銘を写し取るも虫害により今は殆んど判読すること能わず(縁起)(「厚木市史史料」より)
宝積寺の周辺図
参考資料
- 新編相模国風土記稿
- 「厚木市史史料」