玉峰山興福寺。寺領7石の御朱印状
興福寺の概要
曹洞宗寺院の興福寺は、玉峰山と号します。興福寺は、豊田大智寺6世鉄州鷟大和尚(元和元年1615年寂)が開山、慶安2年(1649)には寺領7石の御朱印状を受領したといいます。
山号 | 玉峰山 |
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院号 | - |
寺号 | 興福寺 |
本尊 | 釋迦牟尼仏像 |
住所 | 厚木市恩名3-9-19 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
興福寺の縁起
興福寺は、豊田大智寺6世鉄州鷟大和尚(元和元年1615年寂)が開山、慶安2年(1649)には寺領7石の御朱印状を受領したといいます。
新編相模国風土記稿による興福寺の縁起
(恩名村)
興福寺
曹洞宗(大住郡宮下村大智寺末、)玉峰山と號す、本尊釋迦、開山鐡州族鳥(本寺六世元和元年十二月十日卒、)慶安二年寺領七石の御朱印を賜ふ、
白山天神秋葉合社
鐘樓。享保二十年鑄造の鐘を掛、(新編相模国風土記稿より)
厚木市史史料による興福寺の縁起
玉峰山興福寺(恩名991)
当寺は永禄年間の創建にして、中郡豊田大智寺の末寺開山鉄州鷟大和尚にして、当時本堂庫裡等も相当に完備せしも、不幸にして、天保六年火災により焼失し為に開基等の旧記不詳なり。三代将軍徳川家光公より御朱印七石を附せられありたり。現今の本堂は天保年間の仮建物間口八間奥行五聞なり・開山入寂元和元年十二月十日、境内に板碑と称する石碑あり(貞和五年の作)外に秋葉堂並に観音堂あり(丹後国二十八番聖観音を安置)(「厚木市史史料」より)
興福寺の周辺図
参考資料
- 新編相模国風土記稿
- 「厚木市史史料」