龍興山浄雲寺。浄雲院先譽常照中興開基
浄雲寺の概要
曹洞宗寺院の浄雲寺は、龍興山と号します。浄雲寺の創建年代等は不詳ながら、往古は真言宗寺院で上正院と号していたといいます。興津内記忠能(元和9年1623年寂、法名浄雲院先譽常照)が中興開基となり、元和9年(1623)当地に移転の上曹洞宗寺院に改め、中興開基の法名より浄雲寺と改めたといいます。慶安2年(1649)には江戸幕府より寺領12石4斗の御朱印状を受領しています。
山号 | 龍興山 |
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院号 | - |
寺号 | 浄雲寺 |
本尊 | 釋迦牟尼仏像 |
住所 | 厚木市戸室3-14-1 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
浄雲寺の縁起
浄雲寺の創建年代等は不詳ながら、往古は真言宗寺院で上正院と号していたといいます。興津内記忠能(元和9年1623年寂、法名浄雲院先譽常照)が中興開基となり、元和9年(1623)当地に移転の上曹洞宗寺院に改め、中興開基の法名より浄雲寺と改めたといいます。慶安2年(1649)には江戸幕府より寺領12石4斗の御朱印状を受領しています。
新編相模国風土記稿による浄雲寺の縁起
(戸室村)
浄雲寺
龍興山と號す、曹洞宗(甲州都留郡谷村長生寺末、)古は真言宗にて上正院と號す、其頃は村の辰巳の方にあり(今に舊地を寺地分と云、)元和九年今の地に移して再建す、時に改宗し、且中興開基興津内記忠能(元和九年九月十九日死す法名浄雲院先譽常照、)の法號に取りて寺號を改む、中興開山格室雲道(本寺十二世寛文元年三月十三日卒、)慶安二年寺領十二石四斗餘の御朱印を賜ふ本尊釋迦、
白山稲荷秋葉合社(新編相模国風土記稿より)
厚木市史史料による浄雲寺の縁起
新編相模国風土記稿の一部転載のみなので省略(「厚木市史史料」より)
浄雲寺の周辺図
参考資料
- 新編相模国風土記稿
- 「厚木市史史料」