阿妻山本覺寺。相模七福神の毘沙門天
本覺寺の概要
真言宗大覚寺派寺院の本覺寺は、阿妻山と号します。本覺寺の創建年代等は不詳ながら、15世紀半ばには既に創建されていたと考えられています。本尊の大日如来像は、海老名市有形文化財に指定されています。相模七福神の毘沙門天です。
山号 | 阿妻山 |
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院号 | - |
寺号 | 本覺寺 |
本尊 | 阿弥陀如来像 |
住所 | 海老名市本郷4618 |
宗派 | 真言宗大覚寺派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
本覺寺の縁起
本覺寺の創建年代等は不詳ながら、15世紀半ばには既に創建されていたと考えられています。本尊の大日如来像は、海老名市有形文化財に指定されています。
新編相模国風土記稿による本覺寺の縁起
(本郷村)
本覺寺
阿妻山と號す、古義眞言宗(岡田村安楽寺末)本尊大日(坐像長一尺六寸、往昔中河内村吾妻坂の地を掘て得しと云、)又毘沙門の像を置く(弘法大師作、長三尺八寸、)寺寶に弘法大師筆心經一巻あり、
鐘樓。延宝四年鑄造す、(新編相模国風土記稿より)
本覺寺所蔵の文化財
- 本覺寺大日如来坐像(海老名市指定重要文化財)
本覺寺大日如来坐像
檜材寄木造、玉眼嵌入で像高は43.7cmです。像は、結跏趺坐した状態で法界定印を結んでいることから、胎蔵界大日如来に分類されます。
目鼻立のとおった写実的な作風は鎌倉様式をもっていますが、台座の銘から江戸時代中期の正徳元(1711)年に江戸仏師法橋石見によって造像されたことが知られ、その基準作といわれています。(海老名市教育委員会掲示より)
本覺寺の周辺図