海老山総持院。海老名市河原口にある高野山真言宗寺院
総持院の概要
高野山真言宗の総持院は、海老山満蔵寺と号します。総持院は、有鹿神社の別当として天平勝宝6年(754)創建、天正19年(1591)には徳川家康より寺領10石の御朱印状を受領したといいます。
山号 | 海老山 |
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院号 | 総持院 |
寺号 | 満蔵寺 |
本尊 | 虚空蔵菩薩像 |
住所 | 海老名市河原口3-11-10 |
宗派 | 高野山真言宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
総持院の縁起
総持院は、有鹿神社の別当として天平勝宝6年(754)創建、天正19年(1591)には徳川家康より寺領10石の御朱印状を受領したといいます。
新編相模国風土記稿による総持院の縁起
(河原口村)総持院
海老山満蔵寺と號す、古義真言宗京東寺寳菩提院末、本尊虚空蔵を安ず、有鹿神社の本地佛と云ふ、開山弘吽と云ふ、有鹿神社古縁起曰、天平勝寳六年八月十二日、精舎草創之事、経三年而功畢、向請弘吽大徳而検校精舎事既成大徳名曰海老山満蔵寺総持院、斯乃海老名邑、故海老山、又所安置本尊、持如意寳蔵而能満足一切之希願故満蔵寺、又統一切之社務、故名総持院云々。天正十九年十一月寺領十石の御朱印を賜ふ。
寺寳
東照宮御判物一通。文禄中、名護屋御陣中に住僧木綿を献ず、其御返なり。
谷全阿弥奉書一通。前と同時の書なり、文中為御音信、従六箇寺其指所、今考べからず。
岡江雪奉書一通。天正五年萬部経修行中の制札なり、北條氏虎朱印を押す。(新編相模国風土記稿より)
総持院の周辺図