田村の渡し場跡|平塚市の名所旧跡

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田村の渡し場跡|往還の渡船場の跡地

田村の渡し場跡の概要

田村の渡し場跡は、平塚市にある名所旧跡です。田村の渡し場跡は、江戸期に整備された中原街道と大山道の二つの往還の渡船場の跡地で、一ノ宮・田端・田村の3ヶ村が管理していたといいます。当地からは大山・箱根・富士山を眺望できることから、景勝地としても著名で、歌川国芳等により描かれています。

田村の渡し場跡
田村の渡し場跡の概要
名称 田村の渡し場跡
区分 史跡
入場時間 -
入場料 -
住所 平塚市田村7-30
備考 -




田村の渡し場跡の由緒

田村の渡し場跡は、江戸期に整備された中原街道と大山道の二つの往還の渡船場の跡地で、一ノ宮・田端・田村の3ヶ村が管理していたといいます。当地からは大山・箱根・富士山を眺望できることから、景勝地としても著名で、歌川国芳等により描かれています。

境内掲示による田村の渡し場跡について

田村の渡し場
田村の渡しは、中原街道と大山道の二つの往還の渡しでした。中原街道は中原村と江戸を結んだ脇往還で、大山道は藤沢・江ノ島からの大山参詣のために使われた道です。
渡し場のある田村は、この両往還と平塚から厚木へ向かう八王子道が交差する所で、旅籠屋などもあり「田村の宿」とも呼ばれていました。
渡船場の業務は、田村と対岸の一之宮村・田端村(寒川町)の三か村が勤めていました。
また、田村の渡し場付近は、大山・箱根・富士山を眺望することができ、景勝地としても知られていました。(平塚市掲示より)

新編相模国風土記稿による田村の渡し場跡について

(田村)
渡船場
相模川にあり、大山道の係る所なり、當村及高座郡一ノ宮・田端三村の持、(船四艘を置、往来に便す、)渡頭より雨降・二子等の山々、及富嶽を眺望し、最佳作景なり、(新編相模国風土記稿より)


田村の渡し場跡の周辺図